【重曹の使い方30選】家中で使える!重曹を活用しよう【保存版】
重曹は100均やドラッグストアなど、身近な場所で販売されています。中には、インターネットでキロ単位で購入し家に常にある!というご家庭も。そんな重曹ですが、実は掃除や料理、防虫など、様々な場面で活用できるのをご存知でしたか?
今回は、重曹の使い方・活用方法を用途別に30個紹介します。
重曹とは?
重曹とは、重炭酸ナトリウムのこと。ナトリウム、とつくので、例えばうがい用にと重曹を水に溶かして口に含むと、海水のような塩気を感じます。水溶液は弱アルカリ性で、人体に無害なので家中の様々な用途に活用できます。
自宅の掃除のための重曹の使い方7選
掃除に重曹を使うための小道具2つ
クエン酸・スプレーボトル
クエン酸はレモンや梅干しにも含まれ、重曹と同じくらいに万能です。
クエン酸は小さじ1、水は1カップの分量で、クエン酸を水に溶かしたものをスプレーボトルに入れておきます。
ぞうきん・いらなくなった布・メラミンスポンジ(掃除道具として)
汚れをこすったり、拭いたりするのに使います。
1.キッチンの三角コーナーの掃除
重曹をかけて、タワシや布などで汚れを落とします。銅素材であればさらにクエン酸スプレーをかけて磨くとツヤが戻ります。
素材がプラスチック・ステンレス・銅であれば重曹やクエン酸を使用できますが、鉄素材(鉄素材の三角コーナーというのもなかなか珍しいですが)はクエン酸を使用すると錆びるため、使用しないようにします。
2.排水溝の生ゴミキャッチかごの掃除
重曹をかけて、タワシや布などで汚れを落とします。銅素材であればさらにクエン酸スプレーをかけて磨くとツヤが戻ります。重曹の粒の荒さだけで溝などの汚れが落ちない場合は、スクラブ代わりに塩を振りかけてさらにこするといいでしょう。
3.スポンジラックの掃除
重曹をかけて、タワシや布などで汚れを落とします。最後に熱いお湯をかけ、乾かしてもいいでしょう。
4.食器洗い機の庫内掃除
まず、食器洗い機内の取り外しができるものは全て取り外してください。その後庫内に軽く水をかけ、湿らせます。全体に満遍なく重曹をかけたら、布や柔らかいたわしでこすります。
こする際の道具は食器洗い機の素材にも準じるため、どのような掃除道具を使っていいのかどうかは取扱説明書を読んで判断してください。「強くこすらないでください」「掃除に○○を使わないでください」など、注意書きされている道具は使用しないようにします。
汚れを落とし終わったら、洗剤の投入口にクエン酸大さじ1を入れ、通常通り運転させれば掃除完了です。
5.台所のシンクの内側の磨き掃除
重曹をかけて、タワシや布などで汚れを落とします。最後にクエン酸スプレーをかけて、乾いた布で拭きあげてください。
6.お風呂や洗面所・台所のパイプのうち台所のパイプの内側
重曹1カップとクエン酸大さじ4を混ぜ、排水溝の届く範囲、かけられる範囲にまんべんなくかけるようにします。30分から2時間程度置いた後に、熱いお湯を1分以上流しかけます。
7.お風呂のふた掃除
軽く水を濡らしたお風呂の蓋に重曹をかけ、汚れをこすり、最後に水もしくは50度の熱湯をかけて洗い流せば完了です。
焦げ取り・調理用品洗浄のための重曹の使い方3選
1.鍋のこびりつき・焦げつき落とし
重曹を入れた重曹水を作ります。お湯1リットルに重曹大さじ3程度が目安です。火にかけ、沸騰してもそのまま3分ほど置いておき、火を消します。冷めたらいつも通り洗って乾かします。こびりつきや焦げつきが落ちますよ。
2.フライパンのこびりつき・焦げつき落とし
重曹を入れた重曹水を作ります。お湯1リットルに重曹大さじ3程度が目安です。火にかけ、沸騰してもそのまま3分ほど置いておき、火を消します。冷めたらいつも通り洗って乾かします。こびりつきや焦げつきが落ちますよ。
3.オーブンや電子レンジの皿掃除
重曹をかけて、こすり、よく洗い流して、乾燥させます。こする際の道具は素材に準じるため、どのような掃除道具を使っていいのかどうかは取扱説明書を読んで判断してください。
「強くこすらないでください」「掃除に○○を使わないでください」など、注意書きされている道具は使用しないようにします。
料理・身体ケアのための重曹の使い方4選
いずれの方法も、重曹は食用のものを使用するようにしてください。
1.ブロッコリー・枝豆の発色を良くする
茹でる際に使います。1リットルに重曹大さじ1が目安です。通常通り茹でる時に、適量の重曹を入れるといいでしょう。
2.たけのこのアク抜き
皮をむいたたけのこを沸騰したお湯に入れ、ひとつまみの重曹を入れ、20分程度弱火で茹でます。竹串を刺して、通るようであれば火を止めてたけのこを取り出し、氷を入れた水に入れて冷まします。
3.スクラブ洗顔として
重曹小さじ3、グリセリン小さじ1を混ぜたものがスクラブです。いつも通り洗顔した後に、スクラブとして顔を洗います。こすりすぎないようにしましょう。
4.飲み過ぎ・胸やけがするときのケアとして
お湯1カップに重曹小さじ1を入れて溶かし、飲みます。ただし塩分やナトリウム制限をしている方は、かかりつけ医に相談してからこの方法を試すか決めてください。胃酸過多の際に症状が緩和されるそうです。
消臭のための重曹の使い方9選
1.排水口の腐敗臭をとる
重曹とクエン酸を混ぜたものを使用します。重曹2カップ、クエン酸1カップを混ぜてから、排水口にかけ、振り入れるようにし入れたら、30分から2時間程度置きます。最後に熱いお湯を1分以上流しかけます。
2.ゴミ箱の臭いをとる
まずはゴミ箱を洗います。水で濡らし重曹をかけ、汚れをこすり落とします。よく乾かしたら、改めて使う際に底にうっすらと重曹を敷いた状態で袋をかけて使用します。底に敷いた重曹が消臭剤の役割となります。
3.ふきんやぞうきんの臭いをとる
ふきんやぞうきんは洗っておきます。熱いお湯1リットルに重曹大さじ3を溶かし、ふきんやぞうきんをつけこみ、2時間程度放置し、最後にすすいで乾かします。
4.土鍋の臭いをとる
土鍋は漢字の通り、土でできています。料理のスープなどが染み込み、匂いがつくことがあります。
土鍋に入れられるだけ、しかし沸騰時に吹きこぼれない程度の水を入れて火にかけます。大さじ5の重曹を入れ1分ほど沸騰させたら火を消して、熱が冷めるまで放置します。冷えたらいつも通り洗って乾かします。
熱が残った状態で水をかけると土鍋が割れるため、熱が冷めるまで待ちましょう。
5.ジップロックなど保存容器の臭いをとる
保存容器をつけおきできる大きな鍋などに熱いお湯を入れ、重曹を入れた重曹水を作ります。お湯1リットルに重曹大さじ3程度入れます。2時間ほど放置し、いつも通り洗って乾かします。
耐熱容器であれば、大きな鍋に耐熱容器・水・重曹を入れてそのまま沸騰させた後に冷えるまで待ち、いつも通り洗って乾かします。
6.哺乳瓶の臭いをとる
耐熱容器・耐熱素材の哺乳瓶・哺乳用品は煮沸消毒・臭い取りをしましょう。
大きな鍋に耐熱容器・水・重曹を入れてそのまま沸騰させた後に冷えるまで待ち、いつも通り洗って乾かします。
7.冷蔵庫内の消臭剤
ガラス瓶に重曹を入れ、目の荒い布などをかぶせ、ゴムで留めておきます。ラップをかけて、穴を開けてもいいでしょう。
3ヶ月程度消臭効果が持続します。使用後の重曹は掃除などに使用しましょう。
8.ペットケージの臭いをとる
重曹で洗います。ケージに重曹をかけて、こすり、よく洗い流して、よく乾燥させます。
9.鳥かごの臭いをとる
重曹で洗います。ケージに重曹をかけて、こすり、よく洗い流して、よく乾燥させます。
防虫のための重曹の使い方2選
1.アリ退治に使う
ヒアリの話題が飛び交っていますが、日本中でこの方法を行えば、日本からヒアリがいなくなるかもしれません!
重曹と砂糖大さじ2ずつを紙コップに入れて、アリの通り道におきます。アリの体内にある蟻酸という酸性物質と重曹のアルカリ成分で、アリの体が破裂します。
2.ゴキブリ退治に使う
重曹と砂糖大さじ2ずつを紙コップに入れて、ゴキブリの集まりそうなところにおきます。逃げるのが遅くなり、叩きやすくなるそうです。
消火するための重曹の使い方5選
1.たき火やバーベキューの火を消す
たき火やバーベキューの火にそのまま重曹を振りかけます。重曹は火で熱せられることで二酸化炭素を発生させるため、酸素が不足し、火が燃え続けることができなくなります。
2.タバコの火を消す
灰皿に重曹を入れておきます。タバコの火をもみ消す時は、重曹を潰すように火をもみ消します。重曹には消臭効果も消火効果もあるため、安全に火を消します。灰皿の重曹の色が変わってきたら、白く新しい重曹と入れ替えてください。
3.花火の後始末
ガラス瓶や缶(不燃素材の容器)に、重曹を10センチ程度入れておきます。水を追加する必要はありません。使い終わった手持ち花火をそのまま入れてください。
4.ガスレンジやカセットコンロの火が上がったときの消火
風を送り込まないように(=火に酸素を供給してしまうため)、まとまった量の重曹をかけてください。重曹が加熱されると二酸化炭素が発生するので火が消えます。消火器・消化剤としての役割を果たします。
5.家電が発火したときの消火
風を送り込まないように(=火に酸素を供給してしまうため)、まとまった量の重曹をかけてください。重曹をかけた後に、慌てて水をかけないようにしてくださいね!なぜでしょうか?高熱を帯びたものの温度を急激に下げると、割れ・ヒビ・破損・爆発・故障につながります。発火している時点で故障する可能性が高いのですが、急激に温度を下げることで割れて飛び散ったり爆発したら危険だからです。
まずは「消火する」「温度を下げる」という目的のために重曹を使用してください。
最後に
重曹の使い道は、ここで紹介した以外にもまだまだたくさんあります。重曹を水で溶かしたものを重曹スプレーとして掃除に使う人や、身体に吹きかけて使う人もいます。うがいに使ったり、歯磨き粉にしたり、洗濯の時に消臭効果を高めるために洗濯機に入れる人もいます。
様々な方法を試して、自分に合った使い方が見つかるといいですね。
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