フローリングの黒ずみの原因と落とし方

2022年4月21日

フローリングが全体的に黒ずんで見える!とか部分的に黒いのは何だろう?と思ったことはありますか?せっかくのフローリングも黒ずんでいては台無しですよね。

掃除したら済むのでは?と考えがちですが、まず見極めなければいけないのは黒ずみの原因です。その原因によって落とし方が違ってきますので、まずは原因をつきとめ、原因に沿った掃除方法でピカピカのフローリングを取り戻しましょう!

フローリングの黒ずみの原因5つ

1.足の裏の汚れ

フローリングの黒ずみの主な原因は足の裏の皮脂汚れといわれています。やはり素足で毎日動き回ると汚れてしまいますし、子供たちがおられる家庭やペットを飼っておられる家庭ではなおさら汚れやすいといえるでしょう。

2.カビ

フローリングの上で万年床になっていませんか?フローリングの上に布団を敷きっぱなしにしてしまうと、寝ている間に布団は汗を吸い、布団の湿気が災いしてフローリングがカビてしまうことがあります。また、カーペットなどをずっと敷きっぱなしでもフローリングがカビてしまうことは大いにありうることです。

また、室内の温度と外気の温度の差が大きいと窓の周辺に結露が生じます。窓の近くのフローリングの黒ずみは、結露が原因のカビかもしれません。

3.ワックス

フローリングは木でできているため傷つきやすく汚れやすいものです。ワックスをかけることでフローリングの上に薄い膜を作ってくれるのでフローリングを保護でき、また光沢が出るため部屋が明るくなります。

しかしながらワックスは時間とともに劣化していきます。特によく歩く場所は劣化しやすく、それによって黒ずんできます。剥がれかけたワックスをそのままにしておくと、まだらに剥がれ続けて汚くなります。

4.雨水やジュースなどの液体

雨水がフローリングにかかった状態を放置したり、床に水やジュースをこぼしても拭かなかったりすると、フローリングが痛みます。木が腐り黒く変色することもあります。こうなっては掃除で黒ずみを落とすのは難しいでしょう。

5.キッチンのフローリングなら油汚れかも

キッチンのフローリングの黒ずみは、油汚れであることが多いです。どんなに注意しても料理の時に油が飛び散ります。さらにそれを素足やスリッパなどで踏んでリビングのフローリングに持ち込んでしまうこともあります。

全体的に黒くなっているフローリングの掃除方法

使う掃除道具はこれ!

フローリングワイパー、掃除機、アルコール除菌スプレー、いらない布、雑巾、住宅用アルカリ性洗剤などを使用してください。

1.フローリング用ワイパーでほこりや汚れを取る

掃除機の前にまずはこの方法でフローリングの掃除をスタートさせましょう。ほこりが舞い上がりにくいためです。

できれば定期的にフローリングの上のカーペットやラグも外に陰干しし、カーペットなどを敷いていた部分も掃除するようにしましょう。通気性よくすればカビの発生を抑えることもできますし、ほこりも取れます。

2.掃除機をかける

フローリングワイパーで取り切れなかった溝のあたりのほこりやゴミを取るため、次に掃除機をかけます。ゆっくりとかけ、端や溝は細いノズルに換えてゴミを吸います。

3.雑巾で水拭き

水2Lに対して台所用の中性洗剤を小さじ1杯くらい混ぜ、雑巾を固く絞ってフローリングを拭きます。黒ずみがひどいところは念入りに拭きます。子供さんが小さく這いずり回ることがあれば、水で雑巾を絞って二度拭きをし、中性洗剤が床に残らないようにしましょう。

重曹を使うと、重曹が研磨材となり、ワックスが剥げてしまったり、フローリングが傷んでしまう恐れがあるそうです。それでも重曹で掃除したい!という方はかなり薄めの重曹液を作って掃除してくださいね。

4.スチームクリーナー

洗剤を使いたくない方や、雑巾がけは嫌、という方は高温スチームクリーナーという選択肢もあります。スチームクリーナーとは約100℃の蒸気(スチーム)の力を利用して汚れを落とす商品で、ガスレンジ、換気扇のフィルター、お風呂場や窓のサッシや床の汚れ落とし、除菌もできますよ。洗剤を使わなくてもよいため、環境にやさしい掃除方法として注目を集めています。

まずフローリングワイパーをかけた後に使用します。週に1,2度の使用で黒ずみを落としたり予防したりできます。

注意点ですが、床の素材を考慮に入れて購入、使用しましょう。フローリングの種類によってはスチームクリーナーが使えないものもあるそうです。また、フローリングは素材にもよりますが湿気を嫌います。スチームクリーナーを毎日使うと汚れを取るだけでなくフローリングへダメージも与えてしまいますので、使用頻度も考えましょう。

5.ワックスを塗り直す

ワックスは時間の経過とともに劣化します。少なくとも半年に一回は上塗りする、五年に一回は剥離したのち塗り替えるといいでしょう。ワックスの剥離や塗り替えはプロに頼むという手もあります。

ワックスの種類は油を主成分にしたワックス、ろうを主成分にしたワックス(滑りやすいのでお年寄りや子供がいる家庭には不向きです)、樹脂を主成分にしたワックスがあります。

そのなかでも樹脂を主成分にしたものが現在最も多く使われており、種類もたくさんあります。木の性質に応じて選びましょう。

塗り直し方法は、まずワックス剥離剤でワックスを剥離するか、アルカリ性洗剤で表面のワックスを軽く剥がして汚れを取ったあと、ワックスを塗り直します。ワックスを塗る前にフローリングワイパーなどでしっかりほこりや髪の毛を取り除き、丁寧に掃除機をかけ、固く絞った雑巾で拭き、しっかり乾燥させます。

液体タイプのワックスであれば毛羽立たないタオルをフローリングワイパーの先に装着させ、ワックスを1㎡当たり10mlくらいの量を目安に塗っていきます。部屋の奥から入り口に向かって下がりながら木目に沿って塗ります。しっかり乾かした後二度塗りしましょう。

今は色んなワックスが販売されていて、液体タイプだけでなく、フローリングワイパーにつけてワックスを塗ることができるシートタイプや、スプレーで吹き付けて塗るタイプもあります。いずれも使用説明文をよく読んで使用しましょう。

6.フロアコーティングを業者に依頼

自分でワックスを塗るなんて自信がない、という方は、業者によるフロアコーティングを試す方法もありますよ。フロアコーティングは、液体を表面に塗布してフローリングを保護し、光沢を保つ効果があります。耐久性に優れているので一度フロアコーティングをすると長い間特別なメンテナンスをしなくてよい、というメリットがあります。

ところどころ黒くなっているフローリングの掃除方法

使う掃除道具はこれ!

住宅用アルカリ洗剤、アルコールスプレー、雑巾

1.皮脂汚れは住宅用アルカリ性洗剤で

皮脂=油ですから、水拭きだけではなかなか汚れは落ちにくいでしょう。水ぶきした後は住宅用アルカリ性洗剤を使います。アルカリ性洗剤としてはセスキ炭酸ソーダ、マジックリンなどの台所用洗剤があります。

ちなみにセスキ炭酸ソーダは皮脂汚れだけでなくワックスを剥がしてしまう可能性があるそうなので、試しに目立たないところで問題ないか試してみることをおすすめします。また洗剤は長い間フローリングにのせたままにせず、手早く作業してくださいね。

アルカリ性洗剤をスプレーして乾いた布もしくはスポンジで軽くこすりながら拭き取ります。

2.カビにはアルコールスプレーを

掃除用アルコールスプレーをカビに吹き付け、雑巾で拭き取ります。しかしフローリングにカビキラーなどを使うと、色落ちの可能性があり、使用は推奨されていません。

食酢やクエン酸でもカビ取り掃除ができますので、アルコールがない方は代用してみてください。

3.ワックスの汚れ

リビング用中性洗剤で拭き掃除をした後、必要であればワックスを剥離して、ワックスを新たに塗り直しましょう。

ちなみに賃貸のお宅であれば、劣化によるワックス塗り替え費用は家主が負担すべきですので、参考にされてください。故意や過失によって塗り替えざるをえない状況になったのなら借り主負担となります。国土交通省による原状回復をめぐるトラブルとガイドラインをご覧ください。

4.液体をこぼした黒ずみ

液体をこぼした時点ですぐに拭き取って予防するようにしましょう。植物を床に置きたいときは、鉢をフローリングにじかに置かず、必ず深めの水受け皿を使用します。

5.キッチン油汚れには台所用アルカリ用洗剤

頑固な油汚れには台所用アルカリ性洗剤を雑巾につけ、油汚れだけこすってみます。汚れが落ちたら水拭きで洗剤を拭きとってください。

もし油汚れが盛り上がっているならば、プラスチックカードでこすり落としてから洗剤で拭いてみてください。

引っかき傷やフローリングの溝が黒ずんでいる時の掃除方法

使う掃除道具はこれ!

歯ブラシ、爪楊枝、雑巾、中性洗剤、あればスチームクリーナー

1.古い歯ブラシでブラッシング

中性洗剤を水で薄めて古い歯ブラシにつけ、フローリングの溝をブラッシングします。掃除が終わったら水分はすぐに雑巾で拭き取ります。

2.爪楊枝で汚れをかき出す

爪楊枝で、やさしく、フローリングを痛めない程度に汚れをかき出してみましょう。かき出した汚れは掃除機で吸い取るか、雑巾で取り除きます。

3.スチームクリーナーを使う

スチームを当てるとフローリングの溝に入り込んだ汚れを溶かしだすことができます。お風呂のタイルの目地に使う専用ブラシに付け替えて、スチームを目地に当てた後、雑巾で拭き取ります。

最後に

フローリング 黒ずみ 原因 掃除方法 対処法 ハウスクリーニング ゼヒトモ zehitomo

いかがでしたか?フローリングは毎日歩いたり座ったり家族でくつろいだりと生活の中でも重要なところです。それゆえに汚れやすいところです。定期的な掃除に加えて、ハウスクリーニングのプロに依頼してみませんか。いつもの掃除では取れない頑固な汚れや微細なゴミまできれいにして、快適なフローリングを維持しましょう。