花粉で咳が出る。原因と5つの対処法を解説!
花粉の時期になると今まで花粉症ではなかった人も、もしかしたら花粉症?それとも風邪なの?そう悩むことがあるでしょう。ここではその中でも特に咳が気になる時のパターンやその対処についてお伝えしていきます。
参照元情報: Hay Fever Symptoms – NHS Choices(2017年3月時点調べ。医療に関わる判断を行う場合は必ず医師の判断を仰いでください )
花粉症が原因?よくある症状3つ

1.咳が止まらない
咳が止まらない。そして喉に痰が絡んでないのに?風邪に似た症状が出ることがありますね。咳は周りの人も気を使いますし、マスクなどを出来る環境であれば良いですが、そうでない場合は困ってしまいます。
特に連続して咳が出て、止まらない時は自分でも止められないですし、とても体力を使ってしまいますね。
2.鼻水がたくさん出る
これは体が体内にある花粉を外に出そうとするためです。そしてその過程でたくさんの鼻水が出て、喉の方に流れます。すると、喉が刺激されて咳が出るのですね。
同時に、喉に流れた花粉が喉に対してイガイガを感じさせることとなり、咳が出ます。
3.頭痛や微熱がある
これらは花粉症の症状としても見受けられますが、上記の二項と合わせると風邪なのかな?と感じてしまいますよね。確率としては高くはありませんが、花粉を通じて頭痛や微熱のような疲労が起きることもあるようです。
花粉症で咳が出る4つの原因
1.鼻水
鼻水が出ることで、鼻から入った花粉を喉に送り込んでしまいます。それは体の正常な機能でありながら、逆に咳が出る原因になります。
2.鼻詰まり
鼻水で鼻が詰まると、必然的に口が開きます。それは花粉を取り込む原因となるほか、喉が乾燥してしまうことを意味します。花粉による影響と、乾燥することでさらに咳が酷くなる可能性があります。
3.喉や気管支に花粉が入る
鼻水が出ていなくても、普通に呼吸をしていれば、喉や気管支に花粉が入ります。体の防御本能で、花粉を外に出そうとします。呼吸をするなというのは無理な話ですから、やはり花粉の季節となると、避けられないことです。
そして、花粉症を経験している人なら前もって対策を取りますが、そうでない方は対策を取れず、花粉を取り込み、咳が出る結果となります。
4.花粉と環境汚染
こちらは花粉だけでなく、黄砂やPM2.5などの環境汚染による空気の汚れも一緒に影響を受けるということ。花粉も空気の汚染も結局は体内では異物です。それらを出そうとして咳が出ます。
花粉症で咳が出るときの解決策・対処法

1.マスクをする
まずは花粉を取り込まないことを意識しましょう。そして、花粉症になったことがない人にアドバイスしたいのが、花粉は服や髪の毛などにも付くということです。
マスクをしているからといって安心せず、お家に入る前に少しでも体に付いた花粉を落とすようにしましょう。
2.鼻水を吸わずに出す
鼻水を吸い込むと、鼻に溜まった花粉が喉に送られます。これはティッシュなどで鼻をかむようにすれば少なくすることが出来ます。何度も鼻をかむのも辛いですし、痛くなったりしますが、鼻水は吸わずに出すようにしましょう。
特に寝ている時や朝起きた時の鼻水は必ず出すようにします。寝ている間に溜まった花粉を一気に喉に送り込んでしまう可能性があるからです。
3.耳鼻咽喉科へ行く
花粉症ではないひとが必ず考えるのが「風邪だ!」という勝手な判断です。風邪か花粉症かどうかの判断はお医者さんに任せましょう。例えば、花粉症であったとしても、風邪であったとしても少しでも早く対処をすることが大切だからです。安易に自分で診断したつもりにならず、お医者さんに診てもらいましょう。
花粉症ではないと認めたくないと思う方は多いと思います。でも、花粉症になったら負け、花粉症だと体が弱い、花粉症は贅沢病なんて、そんな言葉は信じる必要はありません。花粉症は誰にでも起こりうるアレルギーの症状です。前の年まで何の影響も無かった人が、急に花粉症になることも、ごく普通のことです。安心してお医者さんに行きましょう。
4.喉を温める・潤す
温かい緑茶やはちみつを溶かした白湯、葛湯などを飲み、喉を温めましょう。特にはちみつは、咳止め薬に近い鎮咳効果があると言われています。
※1歳未満のお子様は、はちみつを摂るとボツリヌス毒素症を引き起こしてしまうことがあり、絶対に与えないようにしてください。
また、のど飴やトローチを舐めるのも、喉を潤すのにおすすめです。咳がひどい時期は、自宅に常備しておくと良いでしょう。
5.部屋を加湿する
加湿器がある方は、加湿器をつけるのも喉の乾燥を防ぐのに有効です。
加湿器がないという方は、以下の方法でも部屋の湿度を上げることができます。ぜひ参考にしてみてください。
- 部屋干しをする
- 濡れたタオルを掛ける
- 入浴後、浴室のドアを開けておく
- 窓や床を水拭きする
- コップやボウルにお湯を入れる
- 観葉植物を置く
- やかんや電気ポットでお湯を沸騰させ、蓋を開けておく
最後に

花粉の季節に咳が出て、「花粉症じゃない」と思い込みたい気持ちは症状を悪化させるだけでなく、普段の生活に必ず支障が出ます。お医者さんに行けば、花粉症なのか、風邪なのかを診断してもらえます。「自分で市販の薬を購入してそれで解決」という安易な方法はなるべく取らないことをおすすめします。
市販の薬はお医者さんに処方箋で出してもらうよりも高くなることも挙げられます。人は誰でもお医者さんではありませんから、自分の体は自分で対処するのではなく、強がることなくプロに診断してもらい、お薬についても自分に合ったもの、そして市販の薬よりも安く手に入ること。それらを前もって理解し、行動に移すようにしましょう。
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