室内物干し選びのポイントと部屋干しのアイデア5つ
日本は雨が多く降り多湿な国です。近年は初夏5月の雨や梅雨、秋雨、台風だけでなく、突然の豪雨や局地的な集中豪雨など雨に付随する事件事故のニュースも増えてきました。
雨が続くと困るのは野菜の値段の高騰や、通勤通学などの移動手段だけではありません。洗濯物が乾かない!干せない!乾燥機がない!そのような時はどうしたらいいでしょうか?
室内用の物干しを使うシチュエーション4つ
1.梅雨や台風で屋外に洗濯物を干せない

雨が続くと屋外には干せず、部屋に干すしかありません。梅雨や台風、秋雨であれば天気予報でわかりますが、それでも傘マークばかりで雨が続くと気分もなんだか滅入りますね。
2.花粉症などのアレルギーで屋外に洗濯物を干せない

花粉症は国民病と言われています。春だけではなく、年中、鼻炎やアレルギー体質で悩む人は少なくありません。環境省も花粉症に関する健康保健マニュアルを発行しています。それほどに国民の多くが悩んでいるということです。1960年代にブタクサ、次にスギ、その後イネ科の植物による花粉症が報告されています。
洗濯物を外に干すと、これらの花粉が付着してしまうため、家族に花粉症やアレルギー持ちの方がいると洗濯物は部屋干しになりますよね。
3.外に干したくない

女性で一人暮らしをしている方は、洗濯物を外に干したくないと思うようです。タオルや普通の服は外に干しても、特にランジェリーは必ず部屋干しにする女性がほとんどです。
4.外に干す場所がない
住まいの間取りや状況によっては、外に干せないこともあります。都心部は狭い土地にひしめくように建物が建設されているので、アパートやマンションの1階にはバルコニーや庭もないという物件も珍しくありません。ベランダがあっても狭い。戸建で庭やベランダはあるけど幹線道路沿いで交通量が多く、排気ガスや人通りが気になり洗濯物を外に干さない。家族の人数が多くて洗濯物が多い、家族の人数が多い上に毎日洗濯するわけではないから一度の洗濯物の量が多すぎて外に干すだけではスペースがない。外に干す場所がなくて部屋干しせざるを得ないご家庭もあるでしょう。
洗濯物の室内干しのアイデア5つ
1.室内干し用の物干しを用意する

部屋干しの際は洗濯物を干すための物干しを購入し場所を確保してください。カーテンレールにはかけないようにします。友人の家に滞在していた時に、部屋干しの場所もなくカーテンレールに洗濯物やコートなどハンガーをかけていたところ、夜中に大きな音がしてカーテンレールが落下したことがあります。
またカーテンレールは窓際にあります。窓際は結露しやすく、カビが生えることもあるため衛生的に良い場所ではありません。せっかく洗濯したい服を乾かすのであれば、清潔な場所で干したいですよね。
2.室内干し用の洗剤を使う

部屋干し用の洗剤を使いましょう。部屋干しは屋外に干すのとは異なり、空気の通りも悪くなりがちです。部屋干しの生乾きの匂いがついてしまいます。しかし室内干し用の洗剤は、そういった生乾きの匂いがつかないなどの機能性に富んでいます。
3.柔軟剤を使う

洗濯物を部屋干しすると、部屋に洗剤の香りが広がります。せっかくならば好きな香りの柔軟剤を使って洗濯すると、乾かす時に柔軟剤の香りが部屋に広がります。
4.扇風機やサーキュレーターの風を当てる

風を当てると乾く時間が早まります。乾く時間が早まると生乾きの匂いもつきにくくなります。出かける前に数時間のタイマーをセットして、洗濯物の量や干している範囲が広いようであれば扇風機を首振りモードなどにして、まんべんなく風を当てます。
5.エアコンの風が当たる場所に干す
エアコンにはドライ機能があります。部屋の湿度を下げることがが目的の機能なので、部屋干しをする際はぜひエアコンがある部屋に干したいですね。エアコンがない部屋に干すよりも早く乾くのではないでしょうか?
室内物干しを選ぶときのポイント6つ

1.丈夫なものを選ぶ
部屋でもベランダや庭屋外でも使える丈夫なものを選ぶと使い勝手がいいです。また、乳幼児やペットがいるご家庭も、あまりに軽いものだとぶつかって倒す恐れもあるので、倒れづらく丈夫なものが適しています。
2.折りたたみができるものを選ぶ
一人暮らしのワンルーム賃貸で部屋が狭いような条件のお住まいであればコンパクトで邪魔にならない方がいいでしょう。折りたたみができ邪魔にならず、すぐにしまえるサイズ感であれば扱いやすいです。
3.バスタオルなど大型のものが掛けれるサイズを選ぶ
バスタオルや布団カバーなど、大型の布製品がかけれるサイズ感、もしくはそういった大型の布製品をかけても倒れない丈夫さがあると安心して使えます。
4.物干し竿を購入する際は長さに気をつける
築年数の浅いアパートやマンションなどの賃貸物件には、部屋の窓際などに物干し竿がかけれるリングなどが作りつけてあることもあります。便利ですね。物干し竿さえ買えば部屋干しスペースを確保できます。物干し竿を買う際は伸縮式のものを選び、部屋の寸法に合うよう測ってから買いましょう。
5.シンプルなものを選ぶ
部屋のインテリアにこだわる人もそうでない方も、シンプルな方が部屋で存在感を主張せず安っぽくなく、扱いやすいのではないでしょうか。ステンレスやスチールの素材の質感が生かされているデザイン、プラスチックなども着色していないシンプルな色であれば洗濯物も探しやすくなります。イケア、東急ハンズ、無印良品、ニトリ、カインズホームなど比較検討しながら選びたいですね。
6.自分で作ってみる、DIYしてみる
持ち家やDIY可の物件であれば、部屋干し用のスペースを作ってしまうと便利です。家の日当たりの良い庭側の場所をリフォームして、洗濯物用の空間を作るご家庭はあります。その空間に洗濯機も置いてしまえば、洗濯用の部屋として使うことができます。ワイヤーや金具の取り付けができる、石膏ボードに穴を開けて固定できる、場所は十分にあるなど、良い条件が揃っているのであればリフォームやDIYで部屋干しスペースを作ってしまいましょう。
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