ダニを布団から撲滅する、たった4つのダニ退治方法!
日本の気候は高温多湿で、ダニ大国とも言われています。特に夏場や梅雨にかけてはジメジメした湿度が高い状態が続きます。雨が続くと洗濯物も部屋干しになり、布団干しもなかなか出来ません。
布団は高温多湿でダニの巣になりやすいので布団乾燥機を利用してしっかり乾燥させましょう。布団カバーも洗濯しアイロンをかけるなどの対策を行ってくださいね。
ダニの好むもの3つ
1.湿気・湿度

ダニは湿度を好み、湿度が60%を超えると急激に増える可能性があります。ダニの好む湿度は約60~80%と言われており、東京での年間平均湿度は約60%と、ダニにとって絶好の生息地域と言えます。
2.ちょうどいい気温・温度

ダニにとってちょうどいい温度は10~35度と言われています。日本の夏はダニにとって快適な気温と言えるでしょう。現代の日本の住宅は気密性が高く温度や湿度が高いのでダニにとって最高の住み家となります。
3.人間や動物の垢など、餌になるもの
ダニは室内のチリやカビなどを好んで食べるほか、人間の垢やフケなども大好物です。毎日まとまった時間を過ごす布団やベッドには、人間の垢やフケなどがどうしても落ちてしまいますが、これがダニの餌になります。
ダニの苦手なもの3つ
1.乾燥(低湿度)

ダニは湿気の多い場所を好み、乾燥した場所に弱いです。特に湿度30%以下に弱いと言われています。
2.高温

ダニは高温に弱く50度以上の温度では2~3分で退治でき、60度以上では即退治できると言われています。
3. 13度を下回る気温

ダニは気温が低いと活動が弱まりますが、13度を超えると活動を開始すると言われています。つまり晩秋から冬は、ダニが活動しない時期となります。
ダニの何が問題なの?ダニによって引き起こされること4つ
1.ダニを原因とする病気になる
札幌市による平成29年8月8日の発表では、札幌市内でダニが媒介する脳炎の発症例が報告されました。最近の発生状況として4例挙げており、うち2例は死亡に至っています。
また、マダニに噛まれるとライム病になります。紅斑から始まり、神経麻痺などの症状が出るという病気にを引き起こす可能性もあります。
2.喘息が悪化する
ダニが死んだ後に死骸が乾燥して細かく砕けます。それを人が吸い込むと喘息の発作を起こす可能性があります。これらの死骸は洗濯すればキレイに洗い流せますので、たっぷりの水で洗濯するようにしましょう。
3.アレルギーが出る・アレルギーが悪化する
ダニはアレルギーを引き起こす原因であるアレルゲンになりえます。アレルギー性鼻炎の多くはダニが原因と言われ、子供は中耳炎・副鼻腔炎などの合併症を引き起こす可能性もあります。
また、アレルギーの1つであるアトピー性皮膚炎の9割がダニが原因と言われています。発症や症状悪化の原因はダニの死骸やフンにあります。
4.ダニに刺される
人間やペットはダニに刺されます。ダニに刺されると激しいかゆみや痛みを引き起こします。特に夏場はお子様がかきむしってしまいその手で他の個所を触ってどんどん広がってしまう恐れがあります。とびひです。
人間を刺さないダニが増殖することで、「人間を刺さないダニを餌とする、人間を刺すダニ」が増殖して、人間がダニに刺されることがあります。具体的にいうと、コナダニが増えてツメダニがそれを餌として、ツメダニが人間を刺す、という流れです。6月頃に多いそうです。
布団に生息するダニを駆除する方法4つ
1.コインランドリーで洗濯・高温乾燥をする

コインランドリーには大型の洗濯機や乾燥機がありますので上手に利用しましょう。大型の乾燥機は温度が70度くらいに上がり、ダニの死滅に効果が抜群です。
2.高温になる布団乾燥機を使う
ダニ退治ができるほど高温になる布団乾燥機が販売されています。マット式という、布団にマットを広げて全体をまんべんなく温めるタイプのものもあれば、マットがなくノズルなどを差し込むだけで布団が温められるものもあります。
ご家族のダニへのアレルギー対策への温度感や症状、使用頻度や使いやすさを鑑みて最適な商品を選んでください。
3.アイロンを使う

あまり厚みの無い布団や毛布などには、スチームアイロンがおすすめです。スチームは表面が平らでなくても当てやすく、普通のアイロンでは届かない内部や奥まで高温が行きわたりますのでダニを死滅させられます。
しかし布団の素材によっては高温で溶けてしまったり、温度に耐えきれないものもあるので、洗濯表示などを確認し自己責任で使用します。
4.真夏の車内に放置する

真夏の炎天下の車の中は50度以上の高温になり、ダニ退治に使えます。布団を車の中に放置しておくだけで高熱処理されます。
洗いたい時はコインランドリーで洗浄と乾燥をさせる、ダニ退治をしたいだけであれば真夏の車内を使う、場所や方法を使い分けるといいですね。
ダニを増やさない!普段からできるダニ対策6つ
1.布団をこまめに洗う

ご家庭の布団戦場は難しいので、コインランドリーを活用して布団の丸洗いをしましょう。洗濯できるのか、洗濯表示を確認してくださいね。コインランドリーでは何分利用するかによりますが数百円~千円程度の料金で丸洗いと乾燥ができ、とても経済的です。
2.丸洗いできる・乾燥機にかけることのできる素材の布団に変える

アレルギー症状がひどい、ハウスダストに悩んでいる、そういった時は丸洗いが出来て乾燥機にも入る布団に買い替えてはいかがですか。化繊の布団はホコリやチリが出ないものもあります。
買い替えてしまえば気軽に丸洗いして乾燥機にも掛けられ、お手入れがしやすいです。
3.丸洗いできる・乾燥機にかけることのできる素材の布団カバーに変える

布団カバーは丸洗いできる素材を選びましょう。素材によっては洗濯できないものや熱に弱いものも有ります。ダニを防ぐためにはこまめに洗濯するのが一番ですので綿などの丸洗い可能な素材を選びましょう。
4.ダニ対策シートなどダニ駆除グッズを利用する
マットレスやベット下、カーペット、押し入れやクローゼットなど、丸洗いしづらい・できない、お手入れがしづらいものや場所については、ダニ対策やダニ駆除のグッズを使ってダニを撲滅させましょう。
噴煙タイプやスプレータイプ、シートや捕獲マシンなど、様々な製品が販売されています。
5.部屋の空気を乾燥させる

ダニは湿度を好み乾燥を嫌うので、普段から部屋の空気の入れ替えをこまめに行い、梅雨の時期にはエアコンのドライ機能や除湿器などを利用して部屋を乾燥させましょう。
6.ダニが活動しない冬の時期に徹底的に部屋を掃除する
ダニの活動力が低下する寒い冬の時期に、布団や家庭の布製品、ペットのベッドなどを徹底的に掃除をしてみましょう。生きたダニだけでなく、ダニの死骸なども徹底的に掃除しておきましょう。
ダニアレルギーのある喘息患者は、住まいのダニを減らすと喘息症状が軽くなるそうです。アレルギーをお持ちの方は冬の時期だけでなく年中、掃除をしましょう。
ダニを増やさない!ダニ対策として使いたい・常備したい・使ってみたいもの6選
1.レイコップ
レイコップの特長は布団の生地のダメージを抑え最適な吸引力でダニの死骸やペットの毛をキャッチします。「たたき」「ブラシ」の機能の他「UVランプ」によってウイルスなどを99.9%除菌いたします。UVランプで生きたダニは死滅できません、あくまで死骸を吸い取る事を目的に使用してください。
2.ダイソン
パワフルな吸引力で吸い取りたいならダイソンはいかがですか。ダニの死骸やフンはもちろん、人から剥がれた皮膚やフケまで強力に吸い取ってくれます。丸洗いの出来ないソファーやベットなどはダイソンの掃除機でガンガン吸い取りましょう。
3.布団乾燥機
ホースもマットも使わずに使用できる布団乾燥機です。ダニ対策コースでは、控えめの風量を送り出しながら高い温風で運転するため、ダニが死滅する50℃以上まで布団を温めてくれます。
温風コースを利用すればダニの発生しやすい押し入れやクローゼットにも利用できます。生乾きの衣類も乾燥できますので梅雨の時期や冬場の部屋干しにも役立ちます。
4.パナソニック コードレススチームWヘッドアイロン
全方向に動かせるWヘッドで布団や毛布などの広い面にもスチームを当てられます。殺菌処理の行き届かないソファーやクッションなどもハイパワースチーム採用により内部までスチームが浸透します。カーペットにも使えますのでリビングのダニ退治に大活躍です。
5.ダニシート 15枚 ダニ取りシート
置くだけで捕れるダニ用シートです。ダニが好む餌でおびき寄せダニを乾燥して死滅させます。赤ちゃんのベットの下や和室の座布団の下などにも利用できますのでダニに刺された経験のある方は是非利用してみてください。
6.ダニとり 置くだけシート 5~6畳用 (日本アトピー協会推薦品) O-616
日本アトピー協会の推薦品です。ベット・お布団・押し入れ・カーペットなどあらゆる場所へ置くだけでダニを集めて強力な粘着剤で捕獲してくれます。使用期間も開封後3か月と長めなので梅雨の時期などこれ1つで乗り切れます。
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