【決定版】全自動洗濯機の正しい使い方

2021年11月26日

今では主流となった全自動洗濯機。でも実は使い方がいまいち分からず、使いこなせていない…という方も多いのではないでしょうか。全自動洗濯機は全ての工程を自動で行ってくれる、便利な道具。

しかし仕組みを分かっていないと、思っていたのとは違う結果になり落ち込む…ということが起こってしまいます。大切な衣類を台無しにしてしまうのは、避けたいですよね。今回は全自動洗濯機の「初心者向け」利用手順を丁寧にお話ししていきます。

全自動洗濯機の初心者向け利用手順

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1.電源をオンにし、水栓(蛇口)を開ける

まず最初のステップは、電源ボタンを押し電源を入れること。その後、洗濯機とホースでつながっている水栓(蛇口)を開けて緩めます。実際に洗濯が始まらない限りは水は出てきませんので安心してください。

2.洗濯物を入れる(洗濯槽の7~8割くらいまで)

次に洗濯物を洗濯槽に入れます。その前に、ポケットにティッシュなどが入ったままになっていないかよく確認しましょう。ティッシュが入ったまま洗濯してしまうと、水でティッシュが溶けて衣類に絡まり、再度洗わなければならなくなるハメに……。

飾りやレースがついている衣服など、繊細な作りの衣類は洗濯ネットに入れましょう。また、フックがついている衣類も、洗濯中に他の衣類に引っかかり傷んでしまう原因になるので、必ずネットに入れて洗濯するようにしましょう。

洗濯槽にまだスペースがあるからといって、洗濯物をギュウギュウに押し込んではいけません。洗濯物がいっぱいに詰まった状態だと、洗剤がうまく溶けず、そのため汚れも結局落ちにくくなる……など悪循環が起こります。衣類がお互いに絡みあい、洗濯槽から取り出しにくくもなりますね。

3.洗濯コースを選び、スタートボタンを押す

洗濯物を入れたら、洗濯コースを選びましょう。おしゃれ着でない限りは、大体のものが「標準コース」で洗えます。洗濯機の使い方に慣れてきたら、取り扱い証明書を参考に自分で水の量や時間を調節したり、目的によって使い分けましょう。

4.適量の洗剤量を、洗剤の投入口に入れます。

次に、洗濯物の量(洗濯機に表示される水の量)に見合う適宜の洗剤を投入口に入れます。洗剤の適切な量は洗剤のパッケージ、洗濯機の説明書などでよく確認しましょう。洗剤が多すぎると溶けきらず、衣類に白い輪ジミができてしまったりします。

柔軟剤や漂白剤を使う場合は、洗剤と投入口が分かれているので間違えないよう注意しましょう。また洗濯機によっては、粉末洗剤と液体洗剤の投入口が違う場合もあります。

5.洗濯機のフタを閉めて洗濯スタート、終了したら早めに干す

洗剤を入れ終わったら洗濯機のフタを閉めます。フタが閉まるとロックがかかり、蛇口からホースを通して水が送り込まれ始め、洗濯がスタートします。

フタを閉めなくてもスタートできる機種もありますが、脱水の段階になると自然と止まってしまいます。念のため、ちゃんとフタが閉まっているかスタート前に確認しましょう。

洗濯終了後はできるだけ早く干しましょう。そのまま放っておくと洗濯物にニオイやカビのつく原因となってしまいます。また洗濯槽の中を乾かし清潔に保つため、洗濯後はしばらくフタを開けたままにして、湿気を逃がしましょう。

全自動洗濯機を使うポイント

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1.水の量に注意する

水道代を節約したいから、全自動洗濯機に任せずに自分で水量調節をしようとする人も多いでしょう。しかし洗濯物の量に対し水が少なすぎると、一度取れた汚れが再度衣類に付着する「再汚染」という現象が起こります。せっかく綺麗にするために洗っているのに、逆効果では意味がないですよね。

水の量は洗濯物の量に対し、直線的ではなく曲線的に増えていきます。つまり、洗濯物の重さが増すほど、水自体の増加は少なくなるということ。ポイントとなるのは洗濯の回数です。小分けにして何度も洗濯機を回すより、1度にまとめて洗った方が結局は節約につながります。

2.使うべき洗剤の種類と量

洗濯洗剤はどれを使っても効果は同じではないかと思っていませんか?ニットなどのおしゃれ着を通常の弱アルカリ性洗濯洗剤(粉洗剤)または中性洗剤(液体洗剤)で洗うと、縮んでしまうことがあります。

一方、おしゃれ着専用として販売されている洗剤は、基本は中性洗剤なのですが、特別にシリコンが配合されています。シリコンは(例えばセーターであれば)ウールの表面をコーティングするので、スケール(ウール繊維のうろこ状の表面)が開きにくくなり、生地の収縮を抑えることができるのです。

また、前述したように洗剤の適切な量を守ることも大切。洗剤が多すぎると溶けきらずに、白い輪ジミを衣類に残してしまったりします。ですが、反対に洗剤量が少なすぎると、洗剤に含まれる成分の中でも汚れを取り除くために大切な「界面活性剤」がうまく作用せず、水の量が少なすぎる時と同様に、汚れの再付着を起こしてしまうのです。

衣類を良い状態で長く保つためにも、衣類の種類に合った洗剤を選び、適切な洗剤量で洗うことが大切ですね。

3.慣れたら温度に注意しながら残り湯を使おう

お風呂の残り湯を洗濯に再利用すると水道代を節約できるというのは、昔から広く知れ渡っている事実。しかし、知識はあっても実際のところは試したことがない…‥という人も多いのではないでしょうか?

全自動洗濯機の使い方に慣れてきたら、お湯の温度に注意しつつ、残り湯を使った洗濯を試してみましょう。この「お湯の温度」がカギとなります。

一般的に汚れは、高い温度で洗う方が汚れが落ちやすくなります。しかし、衣類は100度前後の熱湯には耐えられないので、おおよそ30~50度が衣類を極力傷めることなく汚れをしっかり落とせる最適の温度。そうすると、入浴後の残り湯の温度が正に最適であることが分かりますね。この温度で洗濯すると電気で水を温める必要がないので、電気代の節約にもつながり一石二鳥です。

4.コースの種類を理解しよう

自動洗濯機の洗濯コースには大きく分けると次のような機能が揃っています。

  • 標準コース……少し長めの時間をかけ、気になるよごれをしっかり落とします。
  • おしゃれ着コース…ドライコース。標準コースより短い時間で洗い、衣服を傷めないように軽めの脱水がかかります。
  • スピードコース……時間短縮。忙しいときに便利ですが、しっかり汚れを落としきるのには向いていません。
  • 乾燥機能‥‥全自動洗濯機の中で乾燥機能がついたものは「縦型洗濯乾燥機」と呼ばれます。天気が悪く、外へ洗濯物を干せないときなどに便利。外へ干す場合もその前に乾燥機能で少々乾燥させると、洗濯ジワも少なく乾きも早くなります。

最後に

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全自動洗濯機の「初心者向け」利用方法、お分かりいただけたでしょうか?昔ながらの二層式洗濯機に慣れている人にとって、全自動式の多岐にわたるメニューは必要以上に多すぎると感じるでしょう。目的に合わせ使いこなせるようになるまでは暫く時間がかかりますが、慣れてくると全自動式のその対応力の高さに驚き、もう他のタイプの洗濯機には戻れなくなってしまうかもしれません。

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