水回りの掃除は面倒なんてウソ!毎日できるお風呂と洗面所の掃除方法6つ
お風呂や洗面所などの水まわりは、きれいに掃除をしてもすぐに汚れてきてしまいますし、水あかやしつこいカビなどに悩まされている方も少なくないのではないでしょうか。
また、賃貸住宅の浴室のひどい汚れは、引っ越しの際に余分な費用が発生してしまう場合もあり、トラブルの原因にもなりかねません。
そうは言っても、水まわりの掃除はなんとなく苦手、そもそも上手な掃除の仕方がわからないという方のために、今回はお風呂と洗面所の掃除についてまとめました。
お風呂と洗面所を掃除するメリット3つ
1.気持ちがいい

あたりまえのことですが、お風呂や洗面所がきれいだと、気持ちがいいですよね。
朝、顔を洗うとき、汚れて髪の毛などで排水溝がつまってしまっている洗面所と、きれいで清潔感あふれた洗面所、どちらの方がいいかなんて、聞くまでもありません。
朝の活力をみなぎらせるためにも、きれいに掃除をして清潔感をたもっていたいものです。
2.健康に衛生的に暮らせる

お風呂や洗面所は、人間の汚れを落とす場所として使われることが多いため、ほおっておくとすぐに汚れてしまいます。そこから発生するカビや水あかには雑菌が膨大に増殖していると言われています。
衛生面で不安がある、お風呂や洗面所を家族に使ってもらいたくはないですよね。
3.急なお客さまにも安心

急な来客、「ちょっと手を洗わせてね~」なんて言われたらドキッとしてしまいますよね。普段から少しづつ掃除しておくと、安心してお客様も迎えられるでしょう。
お風呂と洗面所を掃除しないことによるデメリット4つ
1.カビが生える
お風呂や洗面所は、高温・多湿・閉め切った空間と、カビが好む環境が整っています。また、人間の垢や髪の毛などの汚れは雑菌にとって栄養源であり、増殖には好都合の条件となると言われています。
掃除をしないでおくとすぐに、黒カビや赤カビ、ぬめりなどが発生して、不衛生です。ぬめりができ滑って思わぬケガにつながる恐れもあります。
2.排水溝周りの不具合が起きる

排水溝に髪の毛やペットの毛が詰まってしまい、水が流れなくなってしまうなどの不具合が起きることがあります。また、排水溝を不衛生な状態にしておくと、臭いの原因となります。
3.賃貸退去時に思わぬ出費になることも

冒頭でも少し書きましたが、賃貸住宅にお住まいの方は、汚れたまま退去しようとすると、ハウスクリーニング代を請求をされてしまうことがあるようです。
もともと入居の際にハウスクリーニング代を支払っているという方も多いと思いますが、あまりに汚れていたり、部品などに支障が出てしまっているときなどは、支払い済みのクリーニング代を超えた分を請求されてしまうこともあります。
4.リラックスできない

汚れた風呂、汚れた洗面所では、リラックスなんてできませんよね。
半身浴などでゆっくりと湯船につかり、体を十分に温めることで、不眠や肩こりなどの解消につながることもあります。きれいな風呂でリラックスすることが、精神面や健康にいい効果をもたらすことがありますから、不衛生な汚いお風呂場ではなかなかリラックスもできませんよね。
ハウスクリーニングの業者やプロの料金
どうしても掃除が苦手!と、いう方は、プロにお願いしてみてはいかがでしょうか。プロならではのこだわりの技術で、ぴかぴかにしてくれることでしょう。
- ダスキン:https://www.duskin.jp/service/pro/water/bath.html
- 浴室クリーニング 標準料金:16,000円(税抜)
- 洗面所クリーニング 標準料金:8,000円(税抜)
- ベアーズ:http://www.happy-bears.com/
- 浴室全体クリーニング 18,100円(税抜)
- 洗面所 9,400円(税抜)
そのほか、無料で見積もりをしてくれる業者さんも多数あります。実際に依頼する際には、サービス内容や金額をよく確認するようにしましょう。
掃除に使うもの、必要な掃除グッズや道具4つ
1.重曹
掃除アイテムや、臭いとりとしても注目の高い、重曹。もちろんお風呂掃除にも使えます。湯船にお湯を張り、重曹を1カップとかします。
風呂用のいすや、フタ、洗面器、子どものおもちゃなども、全部まとめて1晩つけておきます。翌日水で流すだけで、汚れやヌメリがさっぱりぴかぴかになります。
また、排水溝のヌメリにも効果的です。重曹をふりかけて、しばらく置いておき、水で流すだけでOKです。ひどい汚れのときは、使い古した歯ブラシなどでこすると、気持ちがいいくらいぴかぴかになりますよ。
2.クエン酸
クエン酸は柑橘類や梅干しなどに含まれる酸っぱい成分です。蛇口や鏡についた水あかを落とすのに効果的です。クエン酸を溶かしたお湯にキッチンペーパーを浸して、水あかが気になる場所にペタッと張っておきましょう。
半日くらいおいて、水で流すときれいに落ちます。
3.ラップ
重曹にしろ、クエン酸にしろ、カビ用の洗剤にしろ、まずは汚れに密着させて、乾かさないでおいておくのがきれいにするコツです。ラップを薬剤の上から貼っておくと、その効果が十分に発揮されます。
4.ストッキング
伝線などして使えなくなってしまったストッキングで、鏡をふくと、驚くほどきれいになります。
どのくらいの頻度で掃除するの?

お風呂や洗面所の掃除は、正直おっくうですよね。時間もかかるし、手間もかかります。できるだけ避けていたいものです。
ですが、実は毎日掃除をすることが、一番楽な方法なのです。一度大掛かりな掃除をして、あとは毎日少しづつ、掃除をすることできれいを長くキープできるでしょう。1日1箇所だけでいいので、わずかずつでも掃除をすると毎日綺麗を保てます。
掃除の手順・方法・やり方6ステップ
1.現状の把握

まずは、現在自分の家の風呂がどのような状態なのかを把握します。そして一度、本格的に大掃除をします。
換気扇のホコリを落とし、カビがあるようならカビ取り剤などを使ってこすり取りましょう。水垢も先ほど紹介したようにして、きれいに落としましょう。
ここでひとつ気を付けてほしいのは、洗剤を混ぜてしまうこと。アルカリ性と酸性の洗剤をまぜると、有毒なガスが発生してしまいます。クエン酸もほかの洗剤とまぜるとそのような反応を起こすことがあります。使用方法には十分に気を付けてください。
2.浴槽の栓をぬきつつ、シャワーで床と壁を流す

一度きれいにしたら、あとはそれを維持するように、毎日少しづつ掃除をするように心がけましょう。毎日、お風呂に入ったときについでにやってしまうのが、一番楽な方法です。
壁や床に飛び散った、石鹸カスや人間からでた汗や皮脂などをきれいに流してしまいましょう。床は目地などの隙間に残ってしまうことがあるので、ブラシで軽くこすりながら流すとさらに効果的です。
3.収納部分も流す

意外と、汚れがたまりやすいのが、シャンプーなどを収納している場所です。ボトルの裏などに石鹸カスがこびりついて、ヌメリになっていたりします。ここも丁寧に洗い流しましょう。
4.浴槽を洗う
浴槽の湯が減ってきたら、浴槽も洗いましょう。浴槽の汚れは温かいうちに落としてしまうのがポイントです。温かいうちは汚れが落としやすいのです。
5.全体に冷水シャワーをかける

ここまで掃除をしたら、全体に冷水シャワーをかけましょう。雑菌は高温多湿の場所がだいすきです。冷水をかけることで、浴室の温度がさがり、さらに乾きやすくなります。
6.全体を拭く

使ったタオルなどでいいので、全体的に軽く拭いてあげると、乾燥により効果がでます。梅雨の時期などは特に、湿気をふせぐのによいでしょう。
Zehitomoから水回り掃除を依頼
いかがでしたでしょうか。お風呂や洗面所は、掃除も面倒で、汚れやすいところです。しかし毎日少しづつやってみると、掃除は面倒ではありません。やらずに見ないふりをして一度にしようとするから、掃除が面倒なのです。キレイをキープするには、毎日少しづつする掃除が効果的です。
ただ毎日掃除をしていても、少しづつ汚くなってしまうのが水回りです。徹底的にきれいにしたい方は、水回りの掃除のプロに依頼してみましょう。Zehitomoにはたくさんのプロがいます。あなたにあった水回りの掃除のプロを紹介します。