ガスコンロ掃除を簡単に!油汚れや焦げ付きの効果的な落とし方を解説

2022年4月25日

キッチン掃除で大変なのが、ガスコンロ周りの掃除です。ガスコンロ周りの油汚れや焦げ付きを放っておくと、気づいた時にはなかなか落とせない状態に。しつこくこびりついた汚れを簡単に落とすには、重曹を使うのが効果的です。 今回は、重曹を使ったガスコンロの油汚れ・焦げ付きの落とし方を解説していきます。ガスコンロをきれいに保って、気持ちよく料理ができるようにしましょう。


ガスコンロ汚れの種類

ガスコンロの汚れは、大きく「油汚れ」「焦げ付き」の2種類に分けられます。それぞれどうして頑固な汚れとなってしまうのか、その原因を確認してみましょう。


油汚れ

油汚れは、揚げ物や炒め物などの調理中に飛び散った油が原因の汚れです。油自体はサラサラしているため、周辺に飛び散ったとしてもすぐに拭き取れば簡単に落とせるでしょう。 しかし、そのまま放置していると油は酸化しベタついて、最終的にホコリを取り込んだ頑固な汚れとなってしまいます。放置時間が長ければ長いほど汚れが落としにくくなるため、注意しなければいけません。


焦げ付き

焦げ付きは、調理中に吹きこぼれた煮汁や油、調味液などが熱によって炭化しこびりついてできる汚れです。吹きこぼれた後にすぐ拭けばこびりつくことはありませんが、長時間放置してしまうと落としにくい頑固な汚れとなってしまいます。 放置された焦げ付き汚れは、洗剤で拭き取ってもなかなか綺麗にすることができません。研磨作用がある重曹やクレンザーを使ったり、ヘラで削ぎ落としたりする必要があります。


ガスコンロの部品紹介

ガスコンロの部品は、「五徳(ごとく)」「バーナー」「天板」「グリル排気口カバー」の4種類があります。部品ごとに掃除方法が異なるため、それぞれの特徴を理解しておきましょう。


五徳

バーナーの上に鍋やフライパンなどを置くための台です。ホーローやステンレスといった素材が使われており、取り外して掃除することができます。下に汁受け皿があるタイプとないタイプがあり、汁受け皿がないタイプであれば作りがシンプルなため掃除もしやすいでしょう。 なお、ホーローでできた五徳は表面がガラス質で覆われています。ガラス質が傷つくと内部の金属がサビてしまうこともあるため、掃除のときは気をつけてください。


バーナー

ガスコンロのメイン部分で、バーナーキャップ・点火プラグ・温度センサー・立ち消え安全装置から構成されています。五徳を取り外さないとバーナーの掃除ができないため、普段はなかなかお手入れに手が回らないかもしれません。 なお、バーナーキャップは取り外して掃除することが可能です。特にバーナーキャップの目詰まりは不完全燃焼や点火不良の原因となってしまうので、定期的にお手入れするようにしましょう。


天板

ガスコンロの下部分です。主にホーロー・ガラストップ・ガラスコート・フッ素コートの4種類の素材でできており、トッププレートとも呼ばれます。 ガラストップは現在多くのガスコンロに採用されている素材ですが、物を落とすと割れてしまう可能性があるため注意しなければいけません。ガラスコートやホーローは表面がガラス質で覆われており、掃除のときは傷をつけないよう気をつける必要があります。また、フッ素コートは汚れがつきにくいもののコーティングが弱いため、傷や変色に気をつけましょう。


グリル排気口カバー

ガスコンロの一番奥にあり、グリルを使用した時に煙を出す排気口のカバーです。食材が排気口に落ちないようにする役割も持っています。なお、グリルがないガスコンロにはこの排気口カバーもありません。 奥にあるため日常的に行う掃除ではなかなか目につきませんが、調理のたびに飛び散った油や調味液などで汚れています。カバーは取り外して洗えるので、頑固な汚れとなる前にお手入れするようにしましょう。


ガスコンロの汚れを落とすには重曹が効果的

浴室や洗濯機の掃除に重曹を使うと、よく汚れが落ちると耳にしたことはないでしょうか。 実は、ガスコンロの汚れを落とすのにも重曹は効果的なのです。その理由は、重曹のアルカリ性という性質にあります。


重曹の効果と使い方

ガスコンロの油汚れは、時間の経過とともに酸化して酸性の汚れになります。重曹はアルカリ性で酸性の油汚れを中和・分解することができるため、ガスコンロの汚れを落とすにはぴったりなのです。重曹に熱を加えると二酸化炭素の泡が発生し、この泡が頑固な焦げ付きを分解して落としてくれます。 なお、洗剤としての重曹の使い方は以下の2つがあり、部品の素材や汚れの頑固さなどに応じて使い分けましょう。

・直接汚れに振りかける
・重曹水を作ってスプレーで汚れに吹きかける

※重曹水:水100mlに対し、小さじ1杯程度の重曹を溶かした液体


重曹を使うときの注意点

ガスコンロの頑固な汚れを落とすのに重曹は最適ですが、使うときは以下の注意点を守るようにしてください。


ゴム手袋を使う

重曹は食品にも使われているため、少量であれば人体にあまり影響はありません。しかし、長時間重曹に触れていると肌荒れを引き起こすことがあります。肌が弱い方や長時間重曹に触れる場合は、必ずゴム手袋をしましょう。


アルミ製や銅製のキッチン用品は片づける

特にアルミ製のキッチン用品は多いですが、重曹が付着すると黒く変色して傷んでしまう可能性があります。掃除の最中に誤って重曹が付着しないように、アルミ製や銅製の鍋、フライパンなどはあらかじめ片づけておきましょう。


重曹が残らないようしっかり拭き取る

ガスコンロの汚れを落とせても、重曹が残っていると固まって目詰まりの原因になることがあります。また、一見綺麗に拭き取れたように見えるものの、水分が蒸発すると後から重曹が白浮きしてくることも。白い跡が残っていると見栄えも良くないため、ガスコンロ掃除の仕上げはしっかり拭き上げるようにしましょう。 なお、重曹がなかなか取れないときはレモン汁を含ませた布で拭き取るのがおすすめです。レモン汁は酸性なのでアルカリ性の重曹を分解し、綺麗に拭き取ることができます。


部品別の掃除方法

五徳、バーナー、天板、グリル排気口カバーの部品別に掃除方法を紹介していきます。 なお、メーカーによって使用できる洗剤や掃除方法が異なる場合もあるため、事前に取り扱い説明書を確認するようにしてください。塗装の傷が不安な方は、見えない部分で一度試してみるのがおすすめです。


1. 五徳

用意するもの

・重曹水
・スプレーボトル
・スポンジ
・歯ブラシ
・布(食器拭き・布巾)


手順

  1. 五徳を外し、重曹水を全体的にスプレーで拭きかけていきます。
  2. 5〜10分ほど放置し、スポンジや歯ブラシなどで細かい部分の汚れを落とします。傷がつかないよう優しく行なってください。
  3. 水で洗い流します。
  4. 布で乾拭きし、乾燥させます。

重曹水で落ちないときは

重曹水で汚れが十分落ちないというときは、重曹で煮洗いを行なってください。長期間放置されて固まった頑固な汚れを簡単に落とすことができます。 なお、煮洗いに使う鍋はアルミ製や銅製のものを使わないよう気をつけましょう。


用意するもの

・重曹
・鍋(アルミ製・銅製以外)
・スポンジ
・歯ブラシ
・布(食器拭き・布巾)


手順

  1. 鍋に水を入れ、1Lあたり重曹を大さじ2~3杯ほど入れて火にかけます。
  2. 沸騰したら火を止めて、五徳を外し鍋に入れます。
  3. 鍋が冷めるまで3時間ほど放置します。
  4. 鍋が冷めたら五徳を取り出して、スポンジや歯ブラシで細かい汚れを落とします。
  5. 汚れを水で流したら、布でよく拭いて乾燥させます。

2. バーナー

用意するもの

・重曹水
・スプレーボトル
・スポンジ
・歯ブラシ
・つまようじ
・布(食器拭き・布巾)


手順

  1. バーナーキャップを外して、重曹水をスプレーで吹きかけます。
  2. スポンジでこすって汚れを落とします。細かい部分は歯ブラシを使ってください。
  3. もし溝の部分に目詰まりがあれば、つまようじを使って目詰まりを取り除きます。
  4. 汚れを水で流し、布で乾拭きして乾燥させます。

※重曹水で落ちないときは、五徳と同様に鍋で煮洗いを行うようにしてください。


3. 天板

用意するもの

・重曹
・アルミホイルまたはラップ
・雑巾
・布(食器拭き・布巾)


手順

  1. 重曹を天板に満遍なくまぶして、うっすらと広げます。
  2. 15分ほど待って、重曹が油汚れを吸収するのを待ちます。
  3. 重曹に水を垂らし、丸めたアルミホイルやラップで汚れを軽くこすり落としていきます。
  4. 汚れが落ちたら、濡らした雑巾で天板全体の重曹を拭き取ります。後から白浮きしないよう、しっかり拭き取りましょう。
  5. 重曹を完全に拭き取ったら、布で乾拭きします。

※焦げ付きがひどいときは、スクレーパーを使って削り取ります。ただし、素材によっては傷つく可能性があるため、取扱説明書をよく確認してから行いましょう。


4. グリル排気口カバー

用意するもの

・重曹水
・スプレーボトル
・スポンジ
・歯ブラシ
・綿棒
・布(食器拭き・布巾)


手順

  1. 排気口カバーを外します。
  2. 重曹水をスプレーで吹きかけ、スポンジや歯ブラシで汚れを優しくこすって落とします。
  3. 目の細かい部分は、綿棒を使って汚れを落としていきます。
  4. 汚れを水で流したら、布で乾拭きして乾燥させます。

※重曹水で落ちないときは、五徳と同様に鍋で煮洗いを行うようにしてください。



部品別掃除の注意点

ガスコンロの部品別掃除をするときには、3つの注意点があります。


元栓を必ず閉める

掃除中に万が一点火してしまうと、やけどをしたりや火事になったりする可能性があります。元栓を閉めたことを必ず確認してから、ガスコンロの掃除を行うようにしましょう。


機器が冷めてから掃除をする

ガスコンロを使った後、時間を置かずに触るとやけどをしてしまう可能性があります。特に五徳はかなりの高温になるので、冷めているかどうか忘れずに確認しましょう。やけどや怪我の予防として、手袋を装着すると安全に扱えます。


部品をしっかり乾かす

部品が濡れた状態でガスコンロを使うと、点火不良や故障の原因になってしまいます。掃除をした後は乾拭きを徹底し、しっかりと乾燥させるようにしましょう。



掃除の頻度

ガスコンロの汚れが定着してしまうのを防ぐには、日頃のこまめな掃除が大切です。こまめな掃除が大変であれば、以下の頻度を目安に掃除するよう心がけましょう。

・五徳:週1回
・バーナー:月1回
・天板:月1回
・グリル排気口カバー:月1回

どんなに大変でも、3~4か月に1回はガスコンロ全体の掃除をするようにしましょう。これ以上間隔を空けると頑固な汚れになってしまい、落とすのが困難になります。


ガスコンロ掃除のコツ

もっと手軽にガスコンロ周りの掃除がしたいという方におすすめなのは、食洗機の活用です。汚れが頑固になる前であれば、食洗機でも十分に汚れを落とすことができます。五徳やグリルの網、グリルの排気口カバーなど、取り外し可能な部品はぜひ食洗機を活用してみてください。

ただし、アルミ製の部品は食洗機を使うと変色してしまう可能性があります。そのため、事前に食洗機が使えるかどうかを取扱説明書で確認するようにしましょう。また、食洗機には食洗機専用の洗剤を使うようにしてください。


ガスコンロの汚れを予防する方法

時間が経って頑固になった汚れは落としにくく、なかなか掃除しようという気にならないものです。ガスコンロ周りの汚れが溜まらないようにするため、以下で2つの予防策を紹介します。


日頃からガスコンロ周りのお手入れをする

ガスコンロの頑固な汚れは、長期間放置されることによって生まれてしまいます。日頃からガスコンロの周辺をお手入れするよう習慣づけることで、なかなか落ちない頑固な汚れを防げるでしょう。 簡単な水拭き程度でも、こまめに行えば汚れが定着してしまうのを防げます。


汚れ防止グッズを使う

ホームセンターや100円ショップで販売されている、ガスコンロの汚れ防止グッズを使うのもおすすめです。衝立型になっている油はね防止ガードや天板全体に敷く焦げ付き防止シートなど、様々なタイプのグッズがあります。 こうしたグッズを活用することで調理中の汚れも最小限となり、普段のお手入れがしやすくなるでしょう。おしゃれなデザインのものも多く、好みに合わせて選んでみるのも楽しいですよ。


頑固な汚れはプロに掃除をお願いする

重曹で掃除をしたり、食洗機を使ったりしても、頑固な汚れを落とすのは大変です。自分で掃除をするのに自信がない方や定期的に掃除をすることが難しい方は、プロに依頼することをおすすめします。

掃除の仕方を間違えると故障の原因になることもありますが、プロに依頼すれば心配無用でしょう。スキルや経験が豊富なので、きっと満足のいく仕上がりになるはずです。


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