畳の張替えをしたい!交換の目安時期や【費用の相場】を解説

2022年3月16日

日本の良き文化である、畳。 その色合いや触り心地、いぐさの香りなど、畳のある部屋は不思議と心が落ち着くものでしょう。 しかし、気になるのはその劣化です。 天然素材で作られている分、色あせてしまったり、カビが生えてしまったりと、経年劣化は避けられません。 劣化が進んでしまった畳は、張替える必要が出てきます。 しかし、どうやって張替えたらいいか分からない、と悩む方も多いのではないでしょうか。 今回の記事では、畳の張替えについて知っておきたい知識や、Zehitomoに登録している畳交換のプロを紹介したいと思います。 自宅に和室がある方はもちろん、今後の新築やリフォーム・リノベーションで和室を作りたいという方も、参考にお役立てください。


畳を張替えたい。そんな時どうする?

まずはどのタイミングで交換したらいいか、その目安と畳の張り替え方について説明していきます。

畳の張替え・交換の目安時期

目安のひとつは、「畳の劣化が感じられたとき」です。 具体的に、 ジメジメして湿っぽい カビが生えている 踏んだときに変な柔らかさを感じる いぐさが衣類に付着する 変な匂いがする 黄色・茶色に色あせてしまっている 破れてしまっている といった劣化が目立つ場合、張り替えのサインと考えて良いでしょう。 特に、カビは放置しておくと体調不良の原因になりかねません。 畳の素材や使い方、周りの環境などによって劣化するスピードは異なりますが、3〜5年ほどでこうした劣化が目立ってくるようです。 また、表面上は特に問題がなくとも、内部で劣化が進んでいる場合が考えられます。 そのため「使用開始から5年以上経過したもの」は、一度張替えることがおすすめでしょう。


畳の交換方法は「裏返し」「表替え」「新調」の3つ

畳には、「裏返し」「表替え」「新調」と呼ばれる3つの張替え方法があります。 劣化状態やかけられるコストに応じて、これらのうち、どれか1つを選びましょう。 なお、張替えは業者に依頼するか、畳屋・ホームセンターなどで資材を調達し、「自分で」畳を張替えるという方法もあります。 自分で行うのであれば、業者に依頼する費用がかからず、一見リーズナブルでお得に思えますよね。 しかし、自力で張り替えるとなると、必要な道具を揃えるのにお金がかかってしまったり、慣れていないためシワになってしまったりと、様々な問題が発生します。 作業に長時間かかってしまい、「業者に頼んだ方がコスパ良かった・・・」なんてことも。 ささくれ・へこみの補修や、表面の手入れ程度であれば自力でもできますが、本格的な張替えはプロに任せるのが安心でしょう。


畳を張り替えるときの時間・費用

プロに依頼するとなると、気になるのはその依頼にかかるコストではないでしょうか。 ここからは、それぞれの交換方法において、畳の張替えにかかる時間・費用の相場を紹介していきます。 なお、いずれの方法においても、素材で高いものを使用したり、畳数が多く日数がかさんだりする場合は費用が高くなるため、注意しましょう。


畳の裏返しにかかる時間・費用相場

裏返しとは?

裏返しとは、畳の表面であるゴザを裏返し、きれいな面を再利用するという手法です。 表面を裏返すだけなので、時間・費用をそれほど必要としません。 また、畳表はそのままですが、畳の側面を補強する畳縁(たたみべり)の部分は新しく縫い付けます。 前回の表替え・新調から「3〜5年」であれば、裏返しがリーズナブルであり、おすすめでしょう。 なお、畳表をひっくり返してみて、傷みがひどかったりシミが目立つという場合は、畳表や畳そのものを新しく取り替える必要が出てきます。 このような場合、裏返しでは対応できないため、注意が必要です。

かかる時間

裏返しでは、①「畳の引き取り・新しい畳縁を選ぶ」②「畳縁を外し、畳表を裏返す」③「新しい畳縁とともに縫い付ける」といった作業が必要となります。 この場合、6〜15畳程度の一般的な和室であれば、「当日」のうちに終わることがほとんどです。 畳の交換方法の中では、最も短時間で済むため、手軽に行えるというメリットがあるでしょう。

畳の表替えにかかる時間・費用相場

表替えとは?

表替えとは、現在使用している畳表と畳縁を交換するという手法です。 畳の表面が新しくなるため、見栄えが良くなり、まるで引っ越したてのような感覚を味わうことができます。 裏返し・表替え・新調から「5〜10年」経過しているのであれば、一度畳表ごと交換するのが良いでしょう。 なお、中心にある畳床は交換しないため、踏み心地やへこみ跡などは変わりません。 畳床が湿気を吸って劣化しきっている場合は、畳床から新しくする必要があります。

かかる時間

表替えでは、①「畳の採寸」②「畳の引き取り・新しい畳表と畳縁を選ぶ」③「畳の解体」④「畳表・畳縁を縫い付ける」⑤「畳を敷き込む」といった作業が必要になります。 裏返しと比べると作業工程は増えるものの、朝に引き取った場合、一般的な和室であれば「当日中」に仕上がることがほとんどです。 これよりも畳数が増えたり、引き取り時間が午後になったりする場合、翌日以降となる場合もあるでしょう。

費用相場

表替えの工事にかかる費用は、6畳の場合だと「3万円〜9万円程度」が相場です。 この料金には、作業代・畳表・畳縁の材料費が含まれており、畳縁・畳表の組み合わせによって、費用が大きく異なってきます。


畳の新調にかかる時間・費用相場

畳の新調とは?

新調とは、畳そのものを取り替えるという手法です。 畳床から畳縁、畳表までの一切を新しくするため、見た目はもちろん、香りや踏んだときの感触までもが生まれ変わります。 前回の新調から「10年以上」経過している場合、または「踏み心地が変わるほど畳床が劣化している」場合は、思い切って新調してみても良いでしょう。 特に、畳床の劣化はカビやダニの発生につながりやすく、健康被害の原因ともなりかねません。 日頃から丁寧に手入れしている場合でも、少なくとも「20年以上」経ったときは、新調することをおすすめします。

かかる時間

新畳では、①「部屋の採寸」②「畳の引き取り・新しい畳表、畳縁、畳床を選ぶ」③「畳表・畳縁を新しい畳床に縫い付ける」④「畳を敷き込む」といった作業が必要となります。 他の交換方法と異なり、畳そのものを入れ替えるため、部屋を採寸する作業が必要なのが特徴的でしょう。 部屋の採寸は、引き取る日の1〜2週間前ほどに済ませることが多いようです。 採寸後、古い畳を引き取った後に畳の縫い付け・敷き込み作業に入り、一般的な和室であれば「当日〜翌日」のうちに工事が完了します。

費用相場

工事にかかる費用は、6畳の場合だと「8万〜12万円程度」が相場です。 この料金には作業代・畳床・畳表・畳縁の材料費が含まれており、畳床・畳表・畳縁の組み合わせによって、大きく費用が異なってきます。


最近話題の「琉球畳」って?

琉球畳とは、元々沖縄地方で栽培されていた七島イ(しっとうい)を使用している畳のことです。 「正方形」で「畳縁がない」という特徴があり、美しい光沢も見られることから、最近話題となっています。 なお、七島イを使用していない通常の畳でも、正方形で畳縁がない場合、琉球畳と呼ばれることが多いようです。 通常の畳と比べると、畳縁がないことで、どこかスタイリッシュな印象が感じられるでしょう。 また、向きによって色の見え方が変わることから、市松模様を作り、和モダンな雰囲気を演出することもできます。

通常の畳と比べて費用は?

琉球畳は、通常のものと比べると製作・加工技術を要すため、費用が高い傾向にあります。 その本体費用は、1畳(琉球畳2枚ぶん)あたり「2万円〜33,000円程度」が相場です。 通常のものですと、1畳あたり「5,000円〜2万円程度」が相場のため、その差は4倍にまで及び、かなりの差があると言えるでしょう。 しかし、琉球畳を使用した和室の雰囲気は、とても素敵なものです。 こだわりがある和室を作りたければ、琉球畳を検討してみるのも良いかもしれません。


畳張替えを依頼するなら!おすすめのプロを紹介

上記では、畳の張替えについて詳しく解説してきました。 畳の張替えは複雑で、やっぱりプロに任せた方が安心だ、と改めて感じた方もいらっしゃるかもしれません。 そんな方におすすめしたいのが、Zehitomoでプロに畳交換を依頼するということです。 Zehitomoには、畳交換のプロが多数登録しています。 今回は、活躍中のプロのうち、4名をピックアップして紹介したいと思います。 もし気になる方がいれば、ぜひZehitomoからお問い合わせください。

田辺畳店

田辺畳店は、神奈川県川崎市にある畳の販売店です。 90年以上の確かな技術力があり、手間を惜しむことなく丁寧に施工されることから、地元の方の厚い信頼を得ています。 また、材料を多数揃えており、予算に合わせた提案をしていただけるというのも魅力の1つです。 採寸・見積もりは無料とされているため、気になる方は、見積もりから依頼してみてはいかがでしょうか。
<畳張替えの料金>
表替え:5,000〜2万円/帖
新畳:畳表の値段にプラス畳床代6,000〜1万円/帖、古畳処分代2,500円/帖

大東工務店

千葉県佐倉市を拠点に活躍されており、新築工事やリフォーム工事を手がけるかたわら、畳の張替えにも対応していただけます。 職人として高い技術と志を持てるよう、社員教育に力を入れているというのが特徴的です。 畳の張替えだけでなく、その他の部分におけるリフォームも検討している、という方には特におすすめでしょう。 家づくりのプロフェッショナルとして、高い技術力を存分に発揮していただけるはずです。

大野製畳

岐阜県羽島郡笠松町に位置し、岐阜・愛知・三重においてご対応されている製畳会社です。 創業150余年という実績を誇り、個人から法人まで幅広く事業の幅を展開されています。 「畳技能士1級」という資格をお持ちで、その技術は確かなものと言えるでしょう。 使用する素材も熊本県八代産の厳選されたものであり、畳作りへの強いこだわりが感じられます。 農林水産大臣賞を受賞した畳表を提供していただけるため、品質の高い畳を使用したいという方にはおすすめです。
<畳張替えの料金>
表替え:9,500円〜3万円/帖(リーズナブルなものも用意あり・要問い合わせ)
新畳:畳表の値段にプラス畳床代3,000円〜5,000円/帖と古畳処分代1,500円/帖
縁なし畳:14,000円〜16,000円/帖

たたみ工房あおき

たたみ工房あおきは栃木県栃木市にあり、地元に密着した内装リフォームの専門店です。 当初は製畳会社として開業されており、畳の表替え・新畳工事に対応していただけます。 「エコファーマー」とお墨付きをもらった職人が畳表を作っており、安心・安全の保証はバッチリです。 また、畳のダニやカビにお困りの場合、薬剤を使うことなく駆除できる「畳加熱乾燥器」の処置にも対応していただけます。 隙間や凹凸は無料で修正してもらえるという親切サービスもあり、気になる方は、無料お見積もりから依頼されてみてはいかがでしょうか。
<畳張替えの料金> 表替え:5,500円〜45,000円/帖
新畳:畳表の値段にプラス畳床代4,860円〜8,100円、古畳処分代1,500円/帖

畳交換もZehitomoで

いかがでしょうか。 Zehitomoには、他にも多くの畳交換のプロが登録しています。 ご興味があるという方は、ぜひ下記のページもご覧ください。