外構を土間コンクリートでおしゃれに!施工手順や費用相場を解説

2022年4月21日

庭や駐車場など、外構の手入れで頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。今回は、外構工事の中でも人気の高い土間コンクリートについて詳しく解説していきます。気になる費用相場や工事費用を抑えるコツについても解説しますので、外構工事を検討している方はぜひチェックしてみてください。


土間コンクリートとは

土間コンクリートとは、地面を平坦に舗装するコンクリートのこと。下から地面・砕石・コンクリートの3層構造になっています。

住宅の庭や駐車場、玄関アプローチなどにおいて多く使われており、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。 スタイリッシュな見た目が特徴的で、凹凸が一切ないデザインや、ザラザラした模様が入ったデザインなど、様々な仕上げ方が可能。スタンプを押して模様をつけたり、曲線を描くようにしたりと、好みに合わせて表情をつけられるのが土間コンクリートの魅力です。

自宅の機能性を高めるだけでなく、シンプルでおしゃれな外観にしたいときのリフォームとしても人気が高いでしょう。


アスファルトとの違い

地面の舗装には、コンクリートのほか、アスファルトもよく使われます。しかし、一般にアスファルトが使われるのは道路で、外構で使われることはほとんどありません。これには、コンクリートとアスファルトの特徴が関係しています。

コンクリートは耐久性に優れており、長時間車が乗った状態でも十分重さに耐えることが可能です。また、アスファルトと比べて表面温度の上昇が緩やかなため、夏場の直射日光が厳しい時期も暑さを抑えられるというメリットがあります。

一方、柔軟性はアスファルトよりも劣り、温度変化による伸縮でひび割れ(クラック)を起こすことも。土間コンクリートの工事では、ひび割れを防ぐために目地という溝を作ったり、コンクリートの中間部分に鉄筋を挿入して強度を高めたりします。



土間コンクリートにするメリット

ここからは、外構を土間コンクリートにするメリットについて紹介していきます。


草むしりの手間が省ける

土間コンクリートを打設することで、コンクリート部分の草むしりが不要になるというメリットがあります。敷地内が雑草だらけだと見栄えが悪いため、定期的に草むしりを行わなければいけません。コンクリートで地面を覆ってしまえば雑草が生えなくなり、草むしりを行う手間が省けるでしょう。


虫が出にくくなる

地面が露出しないため、虫が出にくくなるのもメリットでしょう。一軒家に虫が出やすい理由として、集合住宅と比べ土部分の面積が大きいということが挙げられます。自宅の外構を全面コンクリートで仕上げることで、自宅に出現する虫の数を大幅に減らすことが可能。害虫駆除にかかる手間が少なくなります。


バリアフリーになる

庭や駐車場、玄関アプローチなどを土間コンクリートにすると段差がなくなります。凹凸のある道と比べ、高齢者の方や足が不自由な方、車椅子の方でも歩きやすくなるでしょう。段差を不便と感じている方にはおすすめのリフォームです。


汚れにくくメンテナンスが楽

土間コンクリートは雨水が溜まらないように勾配がついており、水にも強く汚れにくいという特徴があります。仮に泥や砂、ホコリなどで汚れても水を使って簡単に掃除できるため、メンテナンスがかなり楽でしょう。


土間コンクリートにするデメリット

上記では、外構を土間コンクリートにするメリットを紹介しました。しかし、土間コンクリートにはいくつかのデメリットも存在します。どのようなデメリットがあるか、以下で確認していきましょう。


初期費用が高額

砂利や人工芝生、アスファルトといった舗装材と比べ、コンクリートは費用が高いのがデメリットです。土間コンクリートの施工手順は多く、材料であるコンクリートも高いため、どうしても最初の初期費用は高額になってしまうでしょう。

ただし、コンクリートは他の舗装材と比べ耐久性が高く、補修の頻度は大幅に抑えられます。また、使い勝手もコンクリートの方が勝るでしょう。そのため、長い目で見れば経済的であると言えます。


撤去に費用がかかる

一度舗装したコンクリートをはがすのは容易ではありません。再び業者に依頼しなければならず、撤去にかかる費用は打設にかかった費用と同額か、それ以上になります。後から外構の雰囲気を変えたいときや、ガーデニングを楽しみたいときでも、気軽にリフォームできないのがデメリットでしょう。

一度施工した後の変更が難しいことは頭に入れておかなければいけません。土間コンクリートを施工するときは、他の舗装材とよく比較検討することが大切です。


養生期間が長い

コンクリートは乾かすのに時間がかかるため、養生期間が長くなってしまうのがデメリットです。アスファルトや砂利、人工芝生などの舗装材であれば、当日〜3日程度で工事が完了します。

一方、コンクリートの場合、時期にもよりますが少なくとも1週間程度の養生期間が必要。そのため、土間コンクリートの施工を行う際はスケジュールに余裕を持つようにしましょう。冬場と比べ、夏場であれば養生期間が比較的短く済むようです。


土間コンクリートの施工手順

ここからは、一般的な土間コンクリートの施工手順について説明します。施工箇所や用途によって異なる場合もあるため、詳細は業者へ確認するようにしてください。


  1. すきとり

仕上がりの高さに合わせて、15cmほど余分な土を取り除く作業です。面積にもよりますが、大量の土を取り除くことになるので重機を使用する場合が多いでしょう。土を取り除いた後は、高さが不揃いな地面を平らにならしていきます。


  1. 残土の処分

すきとりで取り除いた土や砂利を処分します。トラックやダンプなどを使用し、ゴミ捨て場まで運ばなければいけません。


  1. 土間下砕石(どましたさいせき)

10cmほどの厚みをもった砕石を、下地として均等に敷き詰める作業です。


  1. 転圧

ローラー付きの機械を使い地盤を押し固めて、強度を高くします。


  1. 型枠の設置

生コンクリートをせき止めるため、施工する場所に合わせて型枠(コンパネ)を設置します。なお、施工場所がブロックで囲まれているときは不要なこともあるようです。


  1. ワイヤーメッシュの敷設

ワイヤーメッシュと呼ばれる網状の鉄筋を設置して、コンクリートを強化し、ひび割れを防ぎます。水が流れるようにするため、緩い傾斜をつけて設置する場合がほとんどです。


  1. 目地を作る

コンクリートで切り込みを入れ、目地という溝を作る作業です。事前に目地を入れることで、乾燥するときに起こりやすいひび割れを防げます。


  1. 周囲の養生

生コンクリートで周囲が汚れるのを防ぐため、テープやビニールなどで養生をします。


  1. 生コンクリートの打設

養生作業を終えると、いよいよ生コンクリートを流し込んでいきます。手作業でコンクリートを流し込んでいく場合と、ポンプを利用して流し込む場合があるようです。砕石と同じく、10cmほどの厚さになるようにして流します。


  1. 表面の仕上げ

流し込んだ生コンクリートを、コテを使って平らにします。最終的な仕上がりを左右するため、丁寧な作業が求められるでしょう。表面を滑らかにする金鏝(かなごて)仕上げや、あえてザラザラにする刷毛引き(はけびき)仕上げなどの方法があります。


  1. 乾燥

生コンクリートを乾燥させて固めます。


  1. 型枠・養生の撤去

打設から数日後に型枠を外して、さらに約1週間経った後に養生を外します。問題がなければ土間コンクリートの完成です。



土間コンクリートの費用相場

土間コンクリートの工事では、敷地面積から費用を出す業者もいれば、作業ごとに平米単価や立米単価を設定して費用を出す業者もいます。作業ごとの単価表は以下の通りです。

また、これら作業費とは別に人件費や重機の回送費がかかります。人件費は1人あたり「15,000~20,000円」、重機の回送費は1回あたり「20,000~50,000円」が相場です。これらの費用を合計すると、土間コンクリートの工事にかかる平米単価の相場は「10,000〜15,000円」となるでしょう。仮に20平米の広さで土間コンクリートを打設する場合、「200,000〜300,000円」が費用の目安になります。

なお、施工面積が広い場合や、土地が広く施工しやすい現場の場合は平米単価が低めな傾向です。


土間コンクリートの費用を抑えるコツ

土間コンクリートは、他の舗装材と比べるとどうしても工事費用が高つくという難点があるでしょう。しかし、工事を工夫することである程度費用を抑えることは可能です。以下では、費用を抑えるためのコツを2つ紹介します。


土間コンクリートの面積を少なくする

最も効果的なのは、土間コンクリートの面積を少なくするという方法です。例えば駐車場の場合、機能性を重視するのであれば車のタイヤが乗る部分だけ土間コンクリートにするというやり方があるでしょう。必要な部分のみコンクリートで施工し、他の部分はアスファルトや砂利といった舗装材と併用すれば費用を抑えられます。 庭や玄関アプローチも同様に、他の舗装材をうまく組み合わせることで予算を節約できるでしょう。

また、人によってはいくつかの舗装材を併用したデザインの方が好みかもしれません。実際に複数の舗装材でデザインされた外構のリフォーム事例は多いため、自分好みのデザインがないか探してみてください。


シンプルなデザインにする

模様や色味など、デザインに凝れば凝るほど工期が長くなり、その分費用も高くなります。できるだけ費用を抑えるのであれば、シンプルなデザインにしましょう。コンクリートと他の舗装材を併用するのはコストカットに有効ですが、デザインを細かくしすぎるとかえって費用が高くなることもあるので注意が必要です。


依頼するときに気を付けること

最後に、業者へ依頼する際に気を付けるべきポイントを3つ紹介します。


目的を明確にする

土間コンクリートは、あくまでも外構工事における1つの手段です。庭の雑草対策であれば人工芝の敷設、駐車場の整備であれば砂利やブロックを使うなど、他にも外構工事には様々な方法があります。

まずは外構のどの部分にどのような不満を抱えているのかを明らかにし、外構工事の目的をはっきりさせましょう。工事の目的を明確にすることで、土間コンクリート以外の方法が適していると判明する可能性があります。土間コンクリートが最適な手段であれば業者を探し、そうでなければ別の方法を検討しましょう。


実績のある業者を選ぶ

土間コンクリートには、撤去が大変であるというデメリットがあります。満足のいかない仕上がりだったとしても、修正したりやり直したりするにはかなりの時間と費用がかかってしまうでしょう。

また、業者によってはアフターサービスがなく、補修に対応してもらえないこともあります。施工完了後に後悔しないためにも、業者を探す段階から実績や口コミなどを確認して信頼できる業者を選びましょう。


相見積もりを取る

工事費用は業者によって大きく差が出ます。仮に一社のみから見積もりをもらった場合、その費用やプランが適切かどうかは判断できません。不要なオプションやあまりに高い単価などで高額請求をされないように、複数の業者から見積もりをもらうようにしましょう。

見積もりを比較することで費用相場を把握できるだけでなく、業者の特徴を比較することもできます。納得のいくリフォームにするには、複数のプランを比較し、コストと仕上がりの兼ね合いが取れた業者を選ぶのがおすすめです。



Zehitomoから土間コンクリートの打設を依頼する

自宅や店舗の外構をより便利でおしゃれにしたいという方は、Zehitomoから土間コンクリートの打設を依頼してみませんか。建物の種類・敷地面積・エリアなどの条件を設定して依頼を出すと、ニーズに合う複数業者とマッチングし、見積もりを取ることができます。

簡単に相見積もりを取れるだけでなく、依頼の確定前にチャットでやり取りができるため、不明点も事前に解消でき安心でしょう。依頼は無料で出せますので、ぜひ気軽に利用してみてください。