古民家はなぜ寒いのか?寒さを和らげる対策13選

2022年4月21日

古民家は冬になると、外にいるのと変わらないんじゃないかと思うほど寒くなります。なぜそこまで家の中が冷えてしまうのか。今回は古民家の中が寒くなる理由と、寒さに打ち勝つ対策をご紹介します。

古民家が寒くなる理由

古民家が寒くなる主な理由はこの3つです。

  • 断熱材がない
  • 窓から熱が逃げていく
  • 隙間がある

この3つの理由について詳しく説明していきます。

断熱材がない

断熱材には熱を遮断する効果があります。そのため夏であれば外気からの熱が家の中に侵入するのを抑え、冬は家の中の熱が外に漏れ出ないようにすることができます。エアコンがほとんど家に導入されている現在は、エアコンとの相性がいい断熱材が家に入っていることが必要不可欠です。

また、建築物衛生法では室内の温度が17℃〜28℃になるように建物を作らなくてはなりません。そのため日本で比較的新しく建てられた建物には断熱材が壁や天井、床に入っています。

窓から熱が逃げていく

窓からの熱の逃げ方には2種類あります。1つが窓自体から熱が逃げていく、もう1つが窓と窓枠の間に隙間がある。この2種類です。

窓自体から熱が逃げていく

古民家の窓に多く採用されている窓ガラスは単板ガラスです。現在の窓ガラスに多く採用されているのが、板ガラスを何層にも重ねて作る複層ガラスです。そして板ガラスが1枚だけで作られた板ガラスを単板ガラスといいます。 単板ガラスの場合、外気と家の中の間にガラスが一枚だけという状態になるため、断熱性だけでなく遮音性も悪くなります。そのため現在ではほとんど使われていません。

この単板ガラスの見分け方はスマホのライトをガラスにあて、反射するライトの個数が一個のときは単板ガラスです。ぜひ確認してみてください。

窓と窓枠の間に隙間がある

経年劣化によって、窓枠の腐食などが原因で窓と窓枠の隙間が生じてしまいます。このような隙間は見えにくい場所で起きているため、盲点になっていることが多いです。窓の近くに手をあてて、隙間風が入っていないか確認しましょう。

隙間がある

木造の家は経年劣化によって、木が歪み隙間ができます。この隙間は天井や、壁の中などにできているため、気づきにくいものです。床の場合は、目視でも確認できます。まずは、床に隙間ができていないか確認しましょう。もしも床に隙間ができていたら、天井や壁の中にも同じように隙間ができているかもしれません。

手軽にできる古民家の寒さ対策5選

とりあえず自分でできる寒さ対策を、できる限りしていきましょう。この5つの対策をするだけでも体は温まります。

スリッパを履く

床に断熱材の入っていない場合は、床が氷のように冷たくなります。そして足がしもやけになり、足の感覚がなくなっていきます。このような状況にならないためには、裸足や靴下を履いて歩くのではなく、少し底が厚めのスリッパを履くようにしましょう。少しでも足元からくる冷気を抑えましょう。

暖かいスープを作る

体の外から暖めるのが難しいなら、体の中から暖めましょう。暖かいスープには体温を上げる効果があり、また水分を取ることで代謝を上げることができます。暖かいスープは体温を上げるという即効性を持ちながら、代謝を上げることで長時間体温を保つことができるまさに一石二鳥の対策です。

着ている服を見直す

古民家の寒さに対応できるような部屋着かどうかも見直す必要があります。普段から着ている部屋着のため、気づかないうちに生地が薄くなっているかもしれません。もしも、生地が薄いようなら買い替えも検討しましょう。

カイロを貼る

カイロを服に貼ることで、暖をとりましょう。貼る場所のおすすめは首の後ろ、お腹、背中、腰です。カイロを適切な場所に貼ることができれば、血流をよくして体全体を暖めることができます。積極的にカイロを有効活用すると、古民家の中でも寒さに耐えることができます。

湯たんぽを使う

最後に寝るときに湯たんぽを使うことで暖をとるのも効果的です。寝ているときに、防寒をするのは実はすごく難しいです。睡眠の妨げになるため厚着になるわけにもいきません。またカイロを寝ている時に使うと、やけどになる恐れがあるため、絶対にしてはいけません。

寝ていても安全に暖を取るためにも、湯たんぽの蓋はしっかりと閉めます。そしてもしも漏れてもやけどしないように、お湯はシャワーやお風呂で暖めた40℃ほどのお湯にしましょう。

家電を使って古民家の寒さ対策3選

自分の力だけではどうにもならないなら、家電の力を使って寒さに対抗しましょう。

エアコンを使う

エアコンを使うことで、室温を高めていきます。しかし古民家の場合、気密性が低いためエアコンの効果が出にくいかもしれません。特に家の上の方に隙間があると、暖かい空気がどんどん逃げていきます。そのためエアコンを使った方がいいかどうかは、エアコンの効きがいいかどうかで決めましょう。

ファンヒーターを使う

エアコンは部屋全体を暖めるのに向いていますが、ファンヒーターは一部分だけを素早く暖めるのに向いています。そのためよくいるスペースにファンヒーターを一台、稼働させて置くだけでも大きな差があります。

こたつを使う

日本古来の暖房器具といえばこたつ。古民家の雰囲気にもマッチするため、インテリアとしても最高です。また古民家の気密性や隙間などを気にすることなく、確実に暖められた空気で体を包むことも大きな魅力です。エアコンの効きが悪い、またはファンヒーターの光熱費が高いことが嫌な方はこたつを置くといいでしょう。

DIYで古民家を防寒仕様にアップグレードする方法2選

自分でも古民家の断熱性や気密性を高めることができます。この2つの対処法をまず実践しましょう。

DIY:1 隙間テープを使って、隙間風をブロック

隙間風が気になるような方は、隙間テープを使ってブロックしましょう。使い方は簡単4stepです。

  1. 貼る場所をキレイに掃除する
  2. 貼る場所の長さを測る
  3. 長さにあわせてテープをキレイに切る
  4. テープを圧力をかけながら貼る

以上の4stepです。簡単に隙間風の悩みが無くなる便利なアイテムです。

DIY:2 窓に断熱シートを貼る

窓に断熱シートを貼ることで、窓ガラスの薄さからくる寒さを防ぐことができます。断熱シートには夏用、冬用、オールシーズン向けがあります。冬の寒さだけしのぎたい人は、冬用のシートで構いませんが、そうでない方はオールシーズン向けをおすすめします。使い方は5stepになります。

  1. 窓に汚れがついていないように掃除する
  2. 窓の大きさを測る
  3. シートを窓の大きさにあわせて切る
  4. 窓に霧吹きで水をかける
  5. シートを貼る

大きな窓の場合、一人で作業するのは大変です。二人で作業するとよりきれいに貼ることができます。

リフォームで本格的に寒さ対策3選

DIYをしてもどうにもならないようなら、プロに依頼して古民家でも暖かい家にリフォームしてもらいましょう。

プロのリフォーム① 断熱材を入れる【費用:30〜200万】

【費用:30〜200万】

断熱材を天井や壁、床に入れることで断熱性を高めます。また断熱リフォームのやり方を発砲ウレタン吹き付けにすると隙間もふさぐことができます。断熱材が入っていない、かつ隙間風に悩まされているのであれば、効果を強く実感できます。

プロのリフォーム② 内窓リフォームで断熱性UP【費用:10〜30万】

【費用:10〜30万】

窓と窓枠の間からどうしても隙間風が入ってくるようなら、窓のリフォームを検討しましょう。ただ窓が変わることで、古民家の雰囲気が崩れるかもと心配になるかもしれません。内窓を追加するリフォーム方法なら、外観は古風ながらしっかりと断熱することができます。

断熱リフォームのおすすめ記事

断熱リフォームについては、また別の記事で詳しく解説しております。もしも興味のある方はこちらの記事を覗いてみてください。

プロのリフォーム③ 囲炉裏を作る【費用:300〜400万】

【費用:300〜400万】

もしも古民家に囲炉裏がないのであれば、リフォームで囲炉裏を作ってもらいましょう。エアコンやヒーターのなかった時代には、家の真ん中に囲炉裏を設置し、そこで火を焚くことで室内を暖めていました。古民家の良さを最大限に生かすのであれば、あえてエアコンなどの家電ではなく囲炉裏を設置して暖をとってみるのも粋です。

古民家を寒さから守るためのリフォームの工期と費用の目安表

種類 工期費用
内窓の追加1日〜2日程度 10万~20万円
床下・天井断熱1日〜2日程度20万~50万円
壁の断熱 2週間〜1ヶ月100万~200万円
囲炉裏約1か月300万~400万円

関東圏でおすすめのリフォーム業者5選

ここからは、Zehitomoから依頼ができる関東圏でおすすめのリフォーム業者をピックアップして紹介していきます。それぞれ特徴や得意としているサービス内容が異なるため、ご自身のニーズに合う業者様を見つけてみてください。

創建グループ株式会社

千葉県・柏市

住宅リフォームだけでなく、住宅の新築、増改築、店舗改装などの工事もできる業者様です。 工事の経験値、技術力もさることながら、提案力に大きな強みを持っています。地域の特性に合わせた住まいづくりをするために、提案・提供・サポートをプロのスタッフが行ってくれます。地域密着型の業者様ですので、その地域の特色を生かしたリフォームを提案していただけます。

田丸屋建設株式会社

千葉県・市川市 

千葉県・東京都23区を中心としたエリアで、リフォーム工事を請け負っていただける業者様です。 無料で見積もりをしていただけるため、手軽に相談することができるのが特徴です。またエクステリアから内装まで幅広くお住まいのお手入れについて提案をしていただけます。手軽によりよい生活をするためにはどうすればよいか、相談してみましょう。

株式会社ワイズアンドルイスデザイン工務店

神奈川県・川崎市 

川崎市、横浜市、相模原市、東京都の一部地域で工事を請け負っていただける業者様です。(詳しいエリアはリンク先で確認) 低価格×緻密な調査&設計=高品質安全リノベーションを提供していただけます。建築士による現地調査によって出されるプランニングから施工までを一括で行うことで低価格を実現しています。

gcs nakata works

東京都・江東区 

元々は一級建築士事務所と工務店ですが、融合したのがこの業者様です。 インテリア、収納を大事にした空間設計が得意です。また人を和ませる色使いでリフォームを行ってくれます。

マルゼン不動産管理株式会社

埼玉県・草加市 

施工力が高く、小さなリフォームから断熱などの大型リフォームまで幅広く対応していただける業者様です。 とにかく人柄がよく、何度もリフォームを依頼する方もいるほどです。住まいについての相談に親身になって対応していただけます。

Zehitomoでリフォームをプロに依頼する

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