冬にエアコンが止まる。その原因と予防策、解決策を紹介

2022年1月6日

寒い日にエアコンをつけても、全然暖かくならない。おかしいなぁ、と思ってエアコンに手を当てたら、なんと冷たい風が出ていてびっくり。エアコンが故障したと落ち込んでいるあなた、それは勘違いの可能性があります。これは寒い時期に起こるエアコン特有の現象のせいかもしれません。今回は冬にエアコンが止まりやすい原因とその予防策、解決策をご紹介します。

冬にエアコンが止まる2大要因

冬にエアコンが止まりやすい原因には主に2つです。それは霜取り運転とショートサーキットです。この2つがどのようなものなのか理解することで、予防策や解決策に活かしていきましょう。

霜取り運転

霜取り運転とは室外機の内部に付着した霜や雪を溶かす機能のことです。室外機は屋外に設置されているため、霜や雪が付いてエアコンの性能を落としてしまいます。また室内に暖かい空気を送る場合、室外機からは冷たい空気が送られるため、より霜が付きやすくなります。この霜と雪を温めて取り除くために、一時的に温風がでなくなります。時間にすると、15分ぐらいかかるため、少し待ってエアコンの調子を伺ってみましょう。

ショートサーキット

ショートサーキットとは室外機周辺に障害物があるために、一度出した冷気をまた吸い込んでしまう現象のことです。特に吹き出し口をふさぐのは避けなければなりません。これは冬だけに限らない現象のため、室外機の周りはいつも開放的な空間を作ってあげましょう。

その他の理由でエアコンが効いていないかも

上記の2つ以外が原因でエアコンが効いていない可能性もあります。考えられる要因を挙げてみます。

  • 温度の設定
  • 暖房に切り替えているか
  • フィルターが汚れていないかどうか
  • 部屋の大きさに合った性能のエアコンかどうか

霜取り運転でもショートサーキットでもない場合には、この4つのチェックポイントを確認してみましょう。もしこれらにも当てはまらない場合には、本当に故障しているかもしれません。業者に依頼して、状態を検査してもらいましょう。

冬にエアコンを止めないための予防策

霜取り運転やショートサーキットはあらかじめ予防することができます。この予防策をしっかり理解することで、寒い冬もエアコンとともに乗り越えましょう。

霜取り運転の予防策

霜取り運転を防ぐためには、暖房効率を高めて室外機に冷気を集めないことと、雪が室外機に付かないようにすることが重要です。次に具体的な方法を紹介します。

フィルターを掃除する

エアコンは空気を送り出す機械です。フィルターについているゴミによって空気の流れが悪くなると、その分エネルギーを使い暖房効率が落ちてしまいます。また菌やカビが繁殖する危険性も高まるので、定期的に掃除しましょう。

部屋の中の空気を循環させる

暖かい空気は上に行き、冷たい空気は下に行きます。そのため室温は低くても、エアコンが集める空気は暖かいため、十分に暖められていない風を送ることになります。空気を循環させるためにサーキュレーターや扇風機を使いましょう。上と下の空気を入れ替えるように、風の向きは上側にして使うとなおよいです。

温める空間を狭くする

広い空間を暖めるにはそれだけ時間もパワーも使います。部屋のドアを閉めるなど、できるだけ暖めたい空間を狭くするようにしましょう。

防雪フードをつける

室外機に雪が付かないようにすることも重要です。そのために防雪フードを使うことをおすすめします。吹き出し口を覆い、かつ空気が通りやすくなるようにすることができます。

ショートサーキットの予防策

次にショートサーキットの予防法です。ここで重要なのがとにかく室外機が集める、または空気を吐き出すことを邪魔しないように空間を作ることです。具体的な方法を見ていきましょう。

ものを室外機の前に置かない

室外機の前にものを置くのは絶対にいけません。エアコンの効果を発揮しにくくなります。目安としては吹き出し口の前から30cmです。靴の縦の長さ+数cmは必ず開けると覚えておきましょう。

高置台の導入も効果的

雪が多く降る地域では、吹き出し口の前に雪がつもりショートサーキットを起こすことがあります。このような状況を防ぐために、高置台を使って室外機を高い位置に設置しましょう。こうすることで雪で起きるショートサーキットを予防することができます。

霜取り運転やショートサーキットが起きてしまったときの対処法

予防をしていても霜取り運転やショートサーキットは起きてしまいます。そこで予防法だけでなく、対処法も知っておきましょう。

霜取り運転の対処法

室外機に霜や雪が付くのは仕方がありません。予防法によって回数は減りますが、朝など外の空気が冷たいときほど起きやすくなります。霜取り運転がおきた場合には、設置温度を下げ待ちましょう。エアコンをつけても冷たい空気しか出ないので、設定温度を下げることで余分な空気を室内に送り込まないようにします。また待ち時間は15分ほどが目安です。そして暖かい空気がで始めたら、元の設定温度に戻して快適な住環境に変えましょう。

ショートサーキットの対処法

障害物をもともとおいていなくても、ショートサーキットは起きてしまいます。雪が吐き出し口をふさぐことで起きてしまいます。雪かきをすることでまた空気が入れ替わりやすい空間を作りましょう。この時雪をお湯でとかそうとするのはやめてください。室外機の内部に入り込み部品が破損する可能性がありますし、そのお湯も外気によってまた凍ります。億劫ですがスコップなどを使って雪かきをしましょう。

エアコンに頼らずに暖をとるのも一つの手

エアコンは非常に便利ですが、冬になると不具合が起きるのも難点。だからこそエアコンに頼らずともある程度、暖がとれるようになれば、不具合を心配する必要がなくなります。暖のとり方を知ることで、寒い冬を乗り越えましょう。

カーペットを敷くこと

家の中が寒くなる理由は外気の温度が伝わるからです。窓やドアを閉めることで対処していますが、実は床からも外の温度が伝わっています。カーペットには床からの冷気を遮断する効果があります。特に足が冷えやすい人は、カーペットがあるかないかで快適度が異なります。

着る毛布を部屋着にする

着る毛布というバスローブのような商品があります。毛布のような生地で全身を覆ってくれ、かつ手が出せて動きやすいです。最近ではバリエーションも豊富になってきています。自分の好みにあった着る毛布で、寒さ対策もオシャレもしていきましょう。

体を温める飲み物を摂る

暖かく、かつ血行をよくする飲み物を飲むことで体の冷えをとることができます。寒い冬におすすめの飲み物、3種類をご紹介します。

生姜湯

生姜には体を温める成分であるショウガオールが含まれています。また加熱することでより効果を高めることができます。粉末タイプのものも販売されており、お湯を入れるだけで簡単に体をポカポカにすることができます。

【おすすめの生姜湯】[イトク] 蒸し 生姜湯 粉末 30包 国内 高知産 しょうが湯 ショウガ 漢方 温め おみくじ付き

ホットココア

ココアに含まれているポリフェノールとテオブロミンという成分は、血管を拡張する効果があります。これにより血行がよくなり、体を温めることができます。生姜湯と同じように、ココアも粉末タイプのものが売られているので、簡単に作ることができます。

【おすすめのココア】ガーナ産 業務用 ココアパウダー ココア豆100% 大容量 1kg ※フルーツマイスター推奨商品

紅茶

テアフラビンという成分が紅茶には含まれており、血液の巡りをよくして末端まで体温を高める効果があります。室温が低いと手足が氷のように冷たくなる人は、ぜひ紅茶を飲んで冬の寒さを乗り越えましょう。

【おすすめの紅茶】ストレート紅茶 無糖 80g インスタントティー 粉茶 粉末茶 パウダー茶 パウティー

今のエアコンじゃ満足できない人のための解決法

霜取り運転をするせいで家が寒いのもあるけど、エアコンがかかっていても寒いと感じる。そんな人はエアコンを変える、またはエアコンの効果が出やすい家にしていきましょう。その具体的な方法を説明していきます。

部屋の広さにあったエアコンに変える

今使っているエアコンがもしかすると、部屋の広さにマッチしていない可能性があります。エアコンには部屋の広さに合わせた仕様がいくつか展開されています。エアコンを購入する際に部屋の広さを確認されるのは、これが理由です。しかし引っ越しなどでエアコンを移動させた場合、部屋の広さにあっているかどうかを考慮しないで取り付けてしまう可能性があります。そのためまずは今のエアコンの性能を知るために、品番を調べる。もしくは取扱説明書から適正な部屋の広さがいくつであるかを見てみましょう。もしも合っていないようであれば、エアコンの性能が十分に発揮できていません。買い替えを考えることをおすすめします。

エアコンを買い替えるなら、霜取り運転対策されたエアコン

今のエアコンが故障した。または部屋の大きさにあったエアコンを選んでいなかった。そのような場合、買い替えをするなら霜取り運転中でも暖房を止めない機能のついたエアコンの購入をおすすめします。パナソニックと三菱電機からこの機能のついたエアコンが発売されているので、ぜひ確認してみてください。

【パナソニック】2022年モデル フル暖エアコン UXシリーズ
【三菱電機】ズバ暖霧ヶ峰

断熱リフォームでエアコンの効きをよくする

断熱リフォームとは外気による温度変化が起きないように、リフォームをすることです。具体的には壁や床に断熱材を入れることで、外気の温度を伝えにくくします。費用は100万円以上する場合もあります。しかしその効果は絶大で、室温が安定するだけでなく、光熱費の削減にも役立ちます。隙間風や床が氷のように冷たくなるような家であれば、断熱リフォームをすることをおすすめします。

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