合鍵の種類や費用って?作るときに知っておきたいポイントを解説

2022年4月27日


1. 合鍵の種類を知る。作りにくい合鍵ほど費用がかかる!

合鍵を作るときは、元鍵(純正キー)をコピーして作られます。なお、鍵の種類によって作りやすい合鍵と作りにくい合鍵があり、作りにくいものは、そのぶん作成費用がかかるでしょう。

一般的な建物では、円筒状の鍵穴に鍵を差し込む「シリンダー錠」という種類の鍵が使われています。また、シリンダー錠の中でも主流なのが「ディスクシリンダー錠」「ピンタンブラー錠」「ディンプルシリンダー錠」の3種類。

それぞれの合鍵を作ってもらえる場所や値段、所要時間は以下のようになっています。

ディスクシリンダー錠 ピンタンブラー錠 ディンプルシリンダー錠 値段 作成場所

ディスクシリンダー錠:【手軽に合鍵を作れる】

ディスクシリンダー錠は、鍵穴に差し込む部分の両側が、ギザギザした形となっています。また、鍵穴はくの字というのも特徴的。

作りが単純であるため、比較的簡単に合鍵を作ることができます。合鍵作成にコストがかからない、というのは魅力的でしょう。 その反面、ピッキングされやすく、防犯性が低めということも挙げられます。

  • 値段:500円〜800円
  • 所要時間:10分以内

ピンタンブラー錠:【片側がギザギザとした形状】

ピンタンブラー錠は、片側のみギザギザとした形状をしているのが特徴。また、建物だけでなく、デスクの引き出しやロッカーの鍵としても使用されています。 こちらもシンプルな構造で、合鍵作成のコストはそれほどかかりません。

その分、防犯性に欠けるという点があるでしょう。 ただ、ピンタンブラー錠の中には防犯性を高めるため、形状が改良されたアンチピッキング仕様のものも。アンチピッキングのタイプであれば、防犯性が低いという欠点もカバーできます。

  • 値段:800円〜1,500円
  • 所要時間:10分以内

ディンプルシリンダー錠:【防犯性が高い】

ディンプルシリンダー錠は、鍵の金属部分に複数の丸いくぼみがあるのが特徴的です。 なんといっても、そのメリットは防犯性に優れているという点。複雑な形状によりピッキングが難しいため、高い防犯性を発揮します。 ただ、構造が複雑な分、対応できる業者が限られているという難点が。作りが精密なディンプルシリンダー錠は、専用の道具や機械がなければ合鍵を作成できません。そのため、道具や機械の設備がある業者でなければ、ディンプルシリンダー錠には対応してもらえないでしょう。

  • 値段:3,000円〜5,000円
  • 所要時間:60分〜数週間

車・バイク・自転車の鍵

車やバイク、自転車において合鍵を作る場合、場所や値段、所要時間は以下のようになっています。 概ね、一般的な鍵であれば建物の鍵と同様に、合鍵業者に依頼して合鍵を作ってもらうことができます。

また、時間もそれほどかからないでしょう。 ただ、特殊な機能がついている鍵の場合、ディーラーにしか依頼できないため、注意が必要です。

車 バイク 自転車 鍵 作成場所 値段 作成期間

特殊な鍵はディーラーからしか購入できない

リモコンキーやイモビライザーキー、スマートキーなどの特殊な鍵は、ディーラーでしか合鍵を作ることができません。 それぞれの鍵の説明は、以下の通りです。


  • リモコンキー:ドアの開閉をボタンで操作することができ、エンジンをかける際は鍵を差し込む必要がある
  • イモビライザーキー:鍵にICチップが取り付けられており、車本体のIDと一致しなければエンジンがかからない仕組み
  • スマートキー:車に近づくだけでドアノブを解除でき、ボタンを押すとエンジンをかけられる

これらの特殊な鍵は、新たに情報を登録する必要があったり、構造が複雑だったりするため、合鍵の作成に時間がかかります。また、一部の外車における合鍵作成も、ディーラーでしか依頼できないことが。 そのため、特殊な鍵の合鍵を作りたい場合は、余裕を持って依頼するようにしましょう。



Zehitomoで合鍵業者に依頼する

Zehitomoには、信頼できる合鍵業者が多く登録しています。 作って欲しい鍵の種類や作業スピード、値段など、あらゆる条件に対応している業者を見つけられるでしょう。


(2).合鍵を作成する:【必要なもの】と【注意するポイント】

合鍵を作成するのに最低限必要なもの「元鍵」と「身分証」

合鍵を作るには、まず合鍵のコピー元となる元鍵が必要です。 鍵は人のプライバシーを保護するものですから、業者によっては身分証も必要になります。いざ身分証の提出を求められたとき、すぐに出せるよう用意しておく必要があります。


セキュリティカードが必要になることも

特にディンプルシリンダー錠の合鍵を作る場合、セキュリティカードが必要になることもあるため、気をつけましょう。

ディンプルシリンダー錠の中には、IDシステムに登録され、合鍵を作成するときにIDと対応したセキュリティカードを必要とするものがあります。そのような鍵であれば、セキュリティカードがないと合鍵を作ることができません。

セキュリティカードは、物件を購入したときや賃貸物件を借りたとき、鍵と一緒に渡されます。もし鍵と一緒に渡されたカードがあるのであれば、合鍵を作成したときに持参しましょう。


合鍵から合鍵は作れないことがある

「同じ鍵だから」という理由で、元鍵からではなく、合鍵から合鍵を作ろうとする方もいるでしょう。しかし、合鍵から合鍵は作れないことがあるため、注意しなければいけません。

というのも、元鍵と合鍵には僅かながら誤差があります。ロックを解除するには差し支えないものの、合鍵から合鍵を作ると、元鍵との誤差が更に大きくなるでしょう。その結果、合鍵から合鍵を作っても鍵穴が回らなかったり、鍵穴自体を傷めてしまうことも。

合鍵業者の中には、こうした理由で合鍵から合鍵を作るのは不可としているところもあるようです。 そのため、合鍵から合鍵を作りたいときは事前に確認をとるようにしましょう。


元鍵と合鍵の区別は?

元鍵と合鍵は、見た目で区別することができます。その違いは、「長い鍵番号」があるかどうか。 元鍵であれば、10桁前後の長い鍵番号が刻印されています。

一方、合鍵に刻印されているのは3〜4桁程度の短い鍵番号。 そのため、長い番号が刻印されていれば元鍵だと判別できるでしょう。

また、メーカー名からも元鍵か合鍵かを区別することができます。 元鍵であれば、「MIWA」「GOAL」「SHOWA」「WEST」といった、鍵メーカーのメーカー名やロゴが刻印されているでしょう。 合鍵の場合は、「GSS」「GTS」「MISTER MINIT」などの合鍵メーカー(合鍵の元となるブランクキーのメーカー)の名前が刻印されているため、違いがわかります。

元鍵をなくしてしまったときは?

元鍵をなくしてしまい、合鍵から合鍵を作ることもできず、八方塞がりになることがあるかもしれません。そんなときは、鍵穴から新たに鍵を作ってもらうという方法があります。

ディスクシリンダー錠やピンタンブラー錠のように、構造が単純なものであれば、10分〜30分程度で鍵穴からの鍵作成が可能。ただ、ディプルシリンダー錠のように、防犯性が高いものだと時間を要したり、作成が不可能なこともあるため注意してください。

とはいえ、元鍵をなくしてしまっていると、他人に悪用されてしまうというリスクがあります。そのため、元鍵をなくしてしまった場合は、鍵の交換も検討するのがベターでしょう。


賃貸物件であれば大家や管理会社に確認をとる

マンションやアパートなどの賃貸物件に住んでいる場合、勝手に合鍵を作成せず、まずは大家さんや管理会社に確認しましょう。 契約時の書類を確認すると、合鍵を作るときは連絡するよう記載されている場合がほとんどです。

また、オートロック物件で合鍵をなくしてしまうと、マンション全体がリスクに晒されることになるでしょう。 それにもかかわらず、無断で合鍵を作ってしまうと、管理者側や他の住居者とのトラブルに発展しかねません。 そのため、合鍵を作りたいときは大家さんや管理会社に必ず相談するようにしましょう。


合鍵を多く作りすぎないようにする

できるだけたくさん合鍵があれば安心できる、と考える方もいるかもしれません。しかし、合鍵を作りすぎてしまうと、かえって防犯上のリスクが高まるため気をつけましょう。 合鍵の数が多いと、そのぶん落として紛失してしまう可能性が高まります。なくしても代わりがある、と油断してしまう要因にもなるでしょう。

しかし、紛失した鍵は他の誰かに拾われて、悪用されかねません。 また、信頼できると思い他人に鍵を預けるのも、結果としてトラブルや事件のきっかけになり得ることが考えられます。 そのため、合鍵は必要最低限の本数のみ作るようにしましょう。



最後に

プライバシーを守る上で、鍵はとても大切な存在です。そのため、合鍵を作るときは慎重にならなければいけません。合鍵が必要になったからと、その場で適当に合鍵業者を決めてしまうと、悪質な業者に当たってしまうことも。 いざ合鍵が必要となったとき、スムーズに行動できるよう、合鍵の作成に必要なものや、業者選びのポイントなどは押さえておきましょう。