トイレリフォームの相場はどのくらい?そろそろ交換を考えている方に

2021年12月7日

私たちの日常生活において欠かせない、トイレ。「古くなったから取り替えたい」「もっと便利なものを使いたい」と、トイレのリフォームを検討される方もいるのではないでしょうか。そこで今回の記事では、トイレリフォームにおける相場や、費用を抑えるコツなどを解説します。おすすめのトイレリフォーム業者も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

トイレリフォームの費用相場

まず、一番知っておきたいトイレリフォームの費用についてです。費用は、主に「トイレ本体の費用」「交換作業にかかる費用」で構成されています。製品(メーカー)やトイレのタイプ、リフォーム内容によって大きく異なります。

  • 金額相場:4万円〜100万円
  • 工事期間:1時間〜7日間


基本的な便器交換であれば、ほぼ10万円以内に収まりますが、大きく内装を変えたりトイレを移設したりするような工事であれば、100万円にまで及ぶようです。では、トイレタイプや工事内容にはどのような種類があるか、各メーカーの特徴や製品相場はどうなのかをご紹介します。

便器のタイプ

タンクレス便器

トイレのタンクが付いていない便器で、最近人気が出てきているタイプです。基本的に、ウォシュレット付きとなっています。

【メリット】

  • タンクのスペースが有効活用できる
  • スタイリッシュで見栄えが良く、圧迫感がない
  • 作りがシンプルなため、掃除がしやすい
  • タンクを付けず水道に直結していることから、水が溜まるのを待たずに連続で水を流せる

【デメリット】

  • タンクがないため、手洗い場は別途作る必要がある
  • 水道直結のため、停電時は水を流すことができない(一部製品を除く)
  • 水圧が低い場所だと水流が弱い
  • 便座が壊れた場合、本体を丸ごと交換しなければならないこともある
  • タンク付きのものと比べるとやや高め

組み合わせ(タンク付き)便器

一般に、多くの家庭で使われているタイプです。タンク・便器・便座が独立しており、「ウォシュレット付き・なしの便座」「温水便座」「手洗いつきタンク」など、ライフスタイルに合わせて好きなものを組み合わせられます。

【メリット】

  • 各便器の中で比較的安く、製品の数も多い
  • タンク・便器・便座のどれかが壊れた場合、壊れた部分のみを取り替えることができる
  • タンクに水を溜めておけるため、停電時も水を流すことができる

【デメリット】

  • 水を流す時は、タンクに水が溜まるまで待つ必要がある
  • タンクがある分スペースが狭くなり、圧迫感がある
  • 作りが複雑なため、隙間や入り組んだ部分に汚れが溜まりやすく、掃除が大変

一体化便器

組み合わせ便器と同様にタンク・便器・便座があり、それらが独立ではなく一体となっているタイプです。ウォシュレット(温水洗浄)便座が標準となっており、手洗いのあり・なしは選ぶことができます。

【メリット】

  • つなぎ目が少なく、掃除がしやすい
  • タンクに水を溜めておけるすっきりしたデザインで、見栄えが良い

【デメリット】

  • タンクに水が溜まるまで流すことができない
  • 一部の部品が壊れた場合、トイレを丸ごと交換しなければならないこともある
  • 樹脂製のタンクとなっており、陶器製のものと比べてつるんとした手触りがない
  • 他のタイプと比べて価格がやや高め

収納一体型便器

タンク部分がキャビネットとなっており、収納スペースと便器が一体化しているタイプです。その見た目はタンクレストイレと近く、キャビネットのカウンター部分に手洗い場を付けられます。

【メリット】

  • 収納スペースが増える
  • タンクや配線、配管を隠すことができ、見た目がスタイリッシュ
  • キャビネットのデザインが豊富で、自分好みの雰囲気を作り出せる
  • 作りがシンプルなため、掃除がしやすい
  • タンクがあるため、水圧が低い場所でも設置できる

【デメリット】

  • タンクに水が溜まるまで流せない
  • スペースが狭い場所ではキャビネットを設置できない
  • キャビネットがあるぶん、値段がやや高め


リフォーム内容

ここからは、リフォームの内容ごとに費用相場と工事にかかる時間・日数を解説していきます。なお、各リフォームの費用相場は本体価格を含めたもので、別途古い便器の処分費用がかかる場合もあります。詳しい内容は直接ご確認ください。


本体の交換(洋式から洋式)

洋式から洋式における本体(便器)の交換は、比較的手軽に行うことができます。センサー付きの自動開閉タイプ・自動洗浄タイプなど、高機能なものほど本体価格が上がり、工事にかかる費用も高くなる傾向です。

  • 費用相場:3万円〜25万円
  • 工事日数:2〜3時間(収納一体型の場合、キャビネットの設置工事があるため8時間ほどかかる場合も)

本体の交換(和式から洋式)

和式から洋式のものに交換する場合、工事が大掛かりとなるため、洋式→洋式と比べ、日数も費用も増えます。

  • 費用相場:10万円〜50万円
  • 工事日数:1日〜3日(配管・配電設備の工事も行う場合、1週間近くかかることも)

内装リフォーム(床・壁)

トイレ本体は交換せず、雰囲気を変えたり防臭効果を高めたりする目的で、床や壁のリフォームのみ行うという方もいます。

  • 床の張替えにおける費用相場:1万円〜10万円
  • 壁紙の張替えにおける費用相場:2.5万円〜5万円
  • 工事日数:1〜2日

本体の交換+内装工事

トイレ本体の交換に加え、床や壁紙といった内装もリフォームする工事です。

  • 費用相場:15万円〜30万円
  • 工事日数:2日〜3日

便座の交換(温水洗浄便座へ交換)

古くなったり、破損したりした便座を交換する工事です。特に、ウォシュレット付きの便座に交換したいという方が増えています。

  • 費用相場:4万円〜10万円(リモコン・コンセントを増設する場合は+2万円〜4.5万円)
  • 工事日数:1〜2時間(電気工事が入る場合、+2時間ほど)

手すりの設置

バリアフリーを目的とした、手すりの設置工事です。便器で固定するタイプ・壁に取り付けるタイプのどちらかを、利用される方のスタイルに合わせて設置します。

  • 費用相場:1.5万円〜10万円(利用者が要介護認定を受けている場合、費用の9割に補助金が適用される)
  • 工事日数:1時間〜3時間

手洗い場の設置

タンクレストイレや、タンクに手洗い場が付いてない場合の設置工事です。手洗い場を交換するのであれば、配管工事が不要となるため、費用はそれほど高くなりません。しかし、手洗い場を新しく設置するのであれば、費用がやや高くなってしまいます。

  • 手洗い場を交換するときの費用相場:4万円〜13万円
  • 新しく取り付けるときの費用相場:7万〜15万円
  • 工事日数:1日〜3日

トイレの移設

バリアフリーを目的としてトイレを1階から2階へ移動させるように、トイレそのものを移動させる工事です。内装工事や配管工事が含まれるため、費用も工事日数もかかります。

  • 費用相場:40万円〜60万円(新しく設置する場合は100万円まで及ぶ場合も)
  • 工事日数:3日〜7日

トイレ本体のおすすめメーカー

ジャニス

ジャニスの特徴は、独自のフチ形状である「フロントスリム」です。便器の手前にあるフチをなくすことで、汚れが溜まりにくくなり、掃除が簡単にできるようになっています。また、節水しながら便器内をまんべんなく洗浄できる「サイクロン洗浄」も、ジャニスならではの便利機能です。比較的マイナーなメーカーということもあり、他の大手メーカーと比べると、価格が安めであるのもメリットでしょう。

製品相場:3.5万円〜33万円

TOTO

トイレメーカーの中でも、特にネームバリューがあるのではないでしょうか。「きれい除菌水」と呼ばれる機能により、洗剤を使うことなくトイレを綺麗に保つことができるのがTOTOの強みです。また、ナノレベルにまで表面の滑らかさを極めることで、汚れが落ちやすくなっているということからも、トイレ作りへの熱意が感じられます。商品展開は多岐にわたり、自分にニーズに合わせた高機能トイレを選ぶことができます。

製品相場:56,000円〜60万円

LIXIL

LIXILの強みは、「アクアセラミック」と呼ばれるオリジナル陶器です。その陶器は、汚物だけでなく、頑固な水垢まで楽に落とせるほど抗菌機能に長けています。他にも、プラズマクラスターイオンで、便器内をまるごと除菌&消臭できるため、24時間きれいが続くというのもLIXILの特徴です。機能面だけでなくデザイン性にも優れた製品は、多くの方から長く愛されています。

製品相場:4.6万円〜40万円

Panasonic

電機メーカーとしても有名なPanasonic。その高い技術は、もちろんトイレにも生かされています。流すたびに泡と水流で洗浄してくれる「激落ちバブル」や、有機ガラス系を使用し、汚れがつきにくい「スゴピカ素材」、泡と新構造で飛び跳ね汚れを抑える「トリプル汚れガード」など、ハイレベルな機能ばかりです。デザインにおいても、シックなものもあれば、ディズニーキャラクターをモチーフにしたものもあり、老若男女を問わずおすすめできるでしょう。

製品相場:6.3円〜50万円


トイレを安くリフォームするコツ

リフォームにかかる費用はどれくらいか、なんとなくイメージできたのではないでしょうか。工事をするにしても、できるだけ費用を安く抑えたいですよね。そこで、トイレのリフォーム費用を抑えるコツについて、いくつか紹介したいと思います。

トイレリフォームの補助金・助成金

トイレのリフォームでは、補助金や助成金を利用できるということをご存知でしたか?条件を満たす場合、申請すればリフォームにかかった費用の一部が返ってきます。その制度にはどのようなものがあるか、以下で確認していきましょう。

介護保険

介護保険は、介護を必要とされる方やそのご家族の負担を減らすため、介護サービスやバリアフリー工事に補助金が適用できる制度です。トイレリフォームにおいては、手すり設置や和式から洋式便器への取り替え、段差の解消工事、移動のしやすさを目的とした扉交換・床材の張替え工事などが対象となります。また、補助金の適用には、要介護状態・要支援状態であると認定を受けていることが条件となるため、注意してください。

  • 金額

支給の上限:20万円(工事費用のうち1割〜3割は自己負担、転居した場合や要介護区分が3段階上昇した場合は再度20万円まで補助金が設定)

  • 申請方法
  1. 担当のケアマネジャーに相談し、申請書類の確認・工事申請
  2. 申請が通った後、工事を実施
  3. 補助金の支給を申請

各自治体の補助金・助成金

自治体ごとに、省エネやバリアフリーを目的としたリフォームに対し、補助金や助成金を受けられる制度が設けられています。詳しくは、各自治体のホームページなどからご確認ください。なお、いずれも予算が上限に達し次第、期日よりも早く制度の申請が締め切られる場合があるので気をつけましょう。

  • 金額

各自治体によって異なります(工事費用の数割に補助金が適用されるか、対象となる製品1台ごとに、いくらかの補助金が適用される場合がほとんど)

  • 申請方法

(例)

  1. 事前に工事に関する書類を確認・申請
  2. 申請が確認されたあと工事を実施
  3. 補助金・助成金を申請

リフォームによる減税制度

補助金や助成金とは異なりますが、耐震や省エネ、バリアフリーなどを目的とするリフォームにより、「所得税の控除」を受けられる場合があります。住宅のリフォームにおいて、特定の条件を満たす場合、確定申告をすることで税負担を減らせるといった制度です。条件や控除額の計算方法については、国税庁のホームページに詳しく記載されているため、気になる方はご確認ください。

  • 金額

工事費用を一括で支払った場合:リフォームの内容により、最大20万円〜50万円を所得税控除として適用

借り入れ(ローン)で工事を行なった場合:リフォームの内容により、5年間で最大60万円〜62.5万円を所得税控除として適用

  • 申請方法
  1. 条件を満たすか確認し、業者に工事を依頼
  2. 工事の実施後、「増改築工事証明書」を取得する
  3. 翌年の確定申告期日(3月15日)までに、必要書類を用意して申告手続きをとる

トイレリフォーム専門業者に頼む

トイレリフォームを行う業者には、「リフォーム全般を扱う業者」と「トイレ工事を専門にする業者」の2種類がいます。業者を選ぶときは、後者の「トイレ工事を専門にする業者」を選ぶようにすると、費用が抑えられる可能性が高いです。なぜなら、こうした業者はトイレ本体を大量に仕入れたり、必要なパーツを安く仕入れるルートを持っていたりして材料費が抑えられる分、工事費用も安い場合が多いためです。また、「地域密着」を強みとする業者も、費用を抑える上ではおすすめします。そのような業者は比較的規模が小さく、大手の業者と比べて広告費をかけていないため、工事費用が安いというメリットがあるでしょう。

相見積もりをとる

どの業者に依頼するにしても、いきなり問い合わせの当日、工事を行うことはありません。事前にどのような作業が必要か、費用はどれくらいになるかという見積もりを出してもらい、それを確認してから工事が始まります。見積もり自体は無料とする業者も多いため、2〜3社ほどの業者に同じ内容で依頼し、見積もりを出してもらう「相見積もり」をとるのがおすすめです。相見積もりによって相場感がわかり、相場よりも高いところに依頼してしまう、というリスクが減るでしょう。また、あまりに見積もりが安いと杜撰な工事だったり、追加費用を請求されたりといったことがあるため、避けるのが無難です。

おすすめのトイレリフォーム業者

トイレリフォーム業者を選ぶとき、以下の点を意識すると良いでしょう。

  • 経験や実績が豊富・口コミの満足度が高い
  • 有資格者である
  • 保証やアフターサービスが充実している

これらに当てはまる業者であれば、安心して工事を依頼できると言えます。上記を踏まえて、Zehitomoに登録している業者様の中から、おすすめの業者様をピックアップしました。

有限会社 船戸工業所

東京都大田区に拠点を置き、水回りリフォームを得意とする地域密着型のリフォーム会社様です。23区内・川崎市の工事に対応されています。リフォームが完了してからも、困りごとや万が一不具合があった場合は即対応、というアフターフォローで、安心して工事を任せられるでしょう。

丁寧な施工でありつつも、低価格を強みとされており、ホームページからは「地域最安値」の大特価セール情報も見ることができます。現地調査・見積もりは無料のため、工事を検討されているという方は、ぜひ相談してみてください。

ファミリア建設株式会社

東京都東村山市を中心に、家全体から個別のリフォームまで、幅広く対応されているリフォーム会社様です。トイレリフォームにおいては、基本のトイレ交換から、タンクレスのスマートなトイレリフォームまで、様々な実績を持っておられます。工事完了後のアフターフォローも丁寧に対応してもらえて、信頼できる業者様と言えるでしょう。シーズンごとに、おすすめの特価品をホームページで紹介してもらえるのも嬉しいポイントです。

シティ・リフォームサービス

東京都大田区において、室内・屋外リフォームや、水回りのリフォームに対応されている業者様です。和式から洋式トイレへの交換といった大掛かりな工事から、小さな工事まで、責任を持って対応してもらえます。また、介護用品における販売・取り付けまで引き受けてもらえるため、「ライフスタイルが変わり、バリアフリー工事が気になっている」という方には特におすすめでしょう。

Bee Home

大阪府大阪市北区を中心に、リフォームから水回りの補修、ハウスクリーニングなど、多岐にわたって対応されています。大工技能士二級という資格や、鳶職における職長のご経験もお持ちの方です。施工実績はインスタグラムから見ることができ、メッセージやLINEから気軽に問い合わせることができます。ちょっとした困りごとでも親身に対応してもらえるため、リフォームに関して気になっていることがある場合、相談されてみてはいかがでしょうか。

リフォームでトイレをもっと快適に

今回の記事では、トイレリフォームにおいて気になる相場や、おすすめの業者を紹介してきました。工事費用はかかるものの、トイレを新しく交換することで、さらに快適になることは間違いありません。居心地の良いトイレは、生活の質を上げることにもつながります。よりリラックスできる空間づくりに、ぜひトイレリフォームを検討してみてください。